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IN


夜中に急に目が覚めちゃった。


水でも飲もうかな。


今はー…2時か。


さすがに皆んな寝てるね






IN「ん?」





なんでリビングに電気ついてるんだろ。



最後の人が消し忘れたかな?




いや、違う。


誰かいる。




でも…こんな時間に?







IN「Aヌナ…?」



「あ、ジョンイニ。
どしたの?こんな時間に降りてきて」






テレビを見てるわけでもなく


何かを食べてるわけでもないのに


ヌナこそこんな時間になにしてんの。







IN「目、覚めちゃって」


「そう」






Aヌナ、なんかボーっとしてる。



何か考えてるような


そうじゃないような。




ここで俺だけまた部屋に戻って寝るのも

なんかアレだし、、



ヌナの隣に座ってみよう。







「いいよ、寝ても」



IN「え!?」






Aヌナ…今俺が思ったこと


何で分かったの!?






「親の顔色うかがいながら生きてきたから
他人が考えてること、分かっちゃうんだ」



IN「あー。なるほど…」



「ここの皆んなは優しいよね」







俺が恋したAヌナは


負けん気が強くて、カッコいい人だった。






男だって分かって消えて無くなったと思ってたのに。


おかしいな





長い足を折りたたんで


膝を抱えてる弱々しい今のヌナを


俺は好きだなって思っちゃってる。







「俺がこんな見た目でも差別しないで
受け入れてくれてさ」



IN「俺はAヌナのこと綺麗だと思います。
その金髪も、ロングヘアも」



「ジョンイナ…ありがと」








BC「2人とも、こんな夜中に何やってるの?」









くそぅ。



良い雰囲気だったのに

チャニヒョンめ…!






IN「ヒョンこそ夜中に起きてるじゃん」



BC「なんかお腹すいて…
夜食でも食べようかなって」



「いいね。俺も食べる!」



IN「え!?ヌナも!?」



BC「じゃあ多めにお湯沸かさなくちゃ。
2人は何の話をしてたの?」



「ジョンインが俺を口説いてたんだよ」



IN「えぇ!?ちょっと、ヌナ!」



「ㅋㅋㅋ冗談だよ」









俺は気づいてしまった。






Aヌナが男だろうと何だろうと

これが初恋なんだって。

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ぽん(プロフ) - ???さん» 更新するのでお話しを最後まで読んでください☺️ (1月6日 17時) (レス) id: 854e45bf08 (このIDを非表示/違反報告)
???(プロフ) - タグの男主人公は間違いですか? (1月5日 16時) (レス) id: 761227d2f6 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ぽん | 作成日時:2024年1月3日 18時

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