【審神者の】仲良くしたい刀剣男士【心を開け！】

31話 ページ32

「…………極…ですか」


こんのすけから極の情報を知らされた
極とは刀剣男士たちが更に上をいく強さをもつ
それに三日間修行って…


「それに是非とも信濃殿を推薦に！」

「え、信濃くん極になるんですか？」

「ほんと？なら俺Aのために頑張るよ！」

「信濃殿がまた一段と強くなるのですね」

「ふふっ 子の成長が楽しみだ」

「また皆を守れるように強くなるよ！俺！」


きゃぴきゃぴと跳ねる信濃くん、とても可愛らしいです


「では、まず始めに信濃くんに行ってきてもらい
信濃くんが帰ってきたら乱たちだね」

「ん？乱たちも行くの？」

「えぇ。短刀人数分修行セットあるから」


こんのすけが用意してくれた修行セット
とりあえず、皆さんに伝えないといけないね


「皆さん、いい知らせですよ」

「なになに？！主さん！！」

「出陣か？！主！！」

「兼さん、興奮しない。すみません、主さん」

「大丈夫ですよ。堀川」


こうして皆さんは私のこと主と呼ぶようになってから
一段と平和になったと言うか…


「それで？話とはなんだ？」

「じじい団子食うな」


おっと、では本題に入りましょうか
コホンと咳払いをし真っ直ぐにみつめる


「短刀たちに修行へ行ってもらいます」

「「「！！」」」


短刀たちの目つきが変わった。不安と期待という目だ
すると短刀たちが笑いながら立ち上がる


「なぁんだ。ボクたちが先に言おうとしたのにぃ」

「先に大将に言われちまったな」

「全く！大将先に言うのナシだぜ！！」


乱たちは私の前に来ると膝を降り頭を下げる
それは、まるで忠誠を誓う王子のようで


「主君。貴女様は僕らを救ってくれた英雄です」

「だから今度は僕たちに守らせてくださいっ」

「修行に、行かせてください…」


「……そのつもりですよ。」



強くなって、帰ってきて



「始めは信濃くんですけどね」

「始めは俺だよ」


「信濃は仕方ないよ。一番に強くなってきてよ」

「その次は俺たちだな」

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