【審神者の】仲良くしたい刀剣男士【心を開け！】

23話 ページ24

「やぁ、娘よ」

「……なんですか」


久しぶりに本丸の庭で桜を見ていたら
じじいに捕まりました


「はっはっはっ 凄い嫌われようだな」

「そうですね」


それなのに何故そんなにほけほけと


「何の御用ですか」

「相も変わらず、お主は手厳しいな」


手厳しいと言うより貴方が嫌いなだけで


「して、娘よ。」

「？」

「そなたは今の彼奴らをどう思う」

「彼奴ら？」


彼奴らって……もしかして信濃くん達？
何でそんなことを聞くのだろうか


「信濃くん達は私の大事な……愛しい家族です。」

「 “仲間” ではなく？」

「……何が言いたいんですか」


じじいさんは溜め息一つつくと
私の耳元で囁いた


「信濃藤四郎達には気をつけろ」

「………………………は、」


一体どういう、それを聞く前に
じじいさんは戻っていった


「……なんなの？」









「勝手なことしないでくれない？」

「……信濃か」

「馴れ馴れしく呼ばないでくれない？
呼んでいいのは家族だけなんだけど」

「あの娘を隠すつもりか」

「だったら何？あの人は俺達のだよ






だからさ









邪魔すんなよ」









「お前らはいつか、___________」









「……別に構わないよ。それで」










愛しいあの人を隠せるならね

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