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#56 ページ6
大橋side
泊まってく って言っただけやねんけどな
2人とも驚いてたで
女の子の部屋やで？とか
明日仕事は？とか
2人やって泊まったことあるやん
お仕事午後からやし、そんなハードな日でもないし
家主の許可なく泊まるのもどうかと思うんやけど
二人を見送り
Aが見えるところで寝る
AM 4:00
「ガシャーン」
「ｺﾞﾎｯ」
少し騒がしい音で起きた
大橋「A？A！」
桜「大橋くん…」
大橋「どうした？しんどい？」
うずくまって引っ掻いた跡まである
桜「頭痛い…」
大橋「病院行こ？」
桜「お仕事は？」
大橋「午後から」
桜「大丈夫…」
大橋「だめ！行くで」
やって、しんどそうで さっきから我慢してたんやろ？
落ちてる薬とこぼれてる水
薬飲もうとしてたんや
大橋「暖かくしてこうな」
なるべく意識を保てるように話しかける
車で来とって良かったわ
ほんまにすぐ走らせたら着くくらい近いねんけどな
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作者名：なす | 作成日時：2023年2月6日 22時
