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《abe》

康二はカッターだったおかげもあってそこまでの深さではなくて、縫ったけど他の部分を傷つけたりはしてなかったらしい。

抜かなかったから血がドバドバ出なかったのもあって助かったって。

抜いてたら怪しかったって。

ただ、手首に傷があったことと二の腕あたりにアザがあったらしい。


康二の病室へ。

康二、康二はなににそんなに苦しめられてるの?

教えて、康二。

俺らには、康二が必要だから。

渡「起きろよ、、」

阿「翔太」

渡「ん?」

阿「翔太だけが悪いわけじゃないからあんまり追い詰めないでね」

渡「ふっ、ほぼ俺のせいだろ」

阿「でも、翔太だけが責められるのは違うでしょ。康二が悩んでるのになにもしなかった俺も悪いから」

キュッ...

阿「こ、」

渡「康二!分かるか?」

また先行かれた。

向「しょ、ぴぃ、、あ、べちゃ、、」

渡「バカかお前は」

阿「とりあえず、翔太ナースコール押して目覚ましたこと伝えて」

渡「ん、」

それから診察をしてもらい、とりあえず一週間入院することに。

渡「お前、ほんとに、バカ」

向「おれ、しねなかったんやね、、」

渡「お前、」

向「おれ、じゃまものやのにな、」

阿「そんなことない」

向「あんねん、。おれは、だれにも、必要とされてない、、すのーまんに、はいっちゃあかんかったんよ、、みんなとおれは、生まれた場所も過ごし方も全部ちゃうねん。ほんまに、おれ、じゃまばっかして、ごめんなさいッ...おれ、やめるわ」

渡「は?」

阿「康二、?」

向「もう、限界やねん。俺と2人は育った環境がちゃうねん。俺だけ浮いてんねん。俺居ったらアカン人間なんよ。この世に生まれなきゃよかってん。もう、無理や、しにたい、いきてるのしんどい、」

バチンッ..

かわいた音が響く。

渡「お前何言ってんの。環境が違う?そんなの当たり前だろ!俺と阿部だって、環境は違う。でも、こうやって、Snow Manとしてやってきて、俺ら6人がちゃんと話し合って、お前らを受けいれたのに、いらない?そんなの誰が言った?メンバーに言われたか?ひかるか?ふっかか?さくまか?りょーたか?あべか?おれか?なぁ、誰に言われた?」

向「・・・いわれてない、」

渡「言われてないならいまのまま俺らのこのメンバーのとこにいればいいだろ?行きたくても生きれない人だっているんだから、今を大切にしろ!」

☆→←*koji〔ストレス、エゴサ、頑張りすぎ、我慢しすぎ〕



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作者名:抹茶 | 作成日時:2021年8月29日 6時

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