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「んん…」
何処と無く感じる身体の怠さで目が覚める。無遠慮に差し込むカーテンの隙間からの光が眩しい。明け方といったところだろうか、幸い今日も休みなのでもう少しこの暖かい布団の中で、ゆっくりしても許されるだろう。
身動ぎしようとした時にお腹辺りに腕が回っていることに気付いた。彼が未だに眠っている辺り一晩中この状態だったのだろう。嬉しくて緩みそうになる頬を抑えながら、起こすことのないよう慎重に寝返りをうつ。
普段から整っているなとは思うが、寝顔は何処かあどけなさもあり、普段別々で眠っているからこそこうしてゆっくり眠っているところを見るのはとても新鮮で微笑む。
まだ起きる様子が無いのをいい事に、恐る恐るセンラの頬へ片手を滑らせ、唇を重ねた。はっと我に返った私は内心慌てて、急いで彼から離れようとした。…が、私に回していた腕を強め逃れることは叶わなかった。
まさか起きていた…?と様子を伺うも起きているような素振りは無く、安心して一息吐く。途端、背に回されていた片手が頭に添えられ、彼の胸元へ引き寄せられる。ここまで来ると、本当に寝ているのか怪しく思うものの声をかけたところで反応が返ってくるとも思えず、応えるように距離を詰め、彼の背に腕を回す。
一瞬強ばった彼の身体にトクトクと聞こえてくる心音。きっと起きているのだろうけど気付かない振り。きっと私が思っているよりも彼は私の事を好いていてくれているのだろう、そんな自惚れを抱きながら再び眠りについた
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諭吉(プロフ) - 心が温まりすぎて心臓無くなりそうでした……!!!こんな良作であったの久しぶりすぎて涙です。完結お疲れ様でした!応援してます! (2021年1月17日 2時) (レス) id: 5f379f33ee (このIDを非表示/違反報告)
mi.(まい)(プロフ) - よにんさん» ありがとうございます(;_;)これからもよろしくお願いします♪ (2020年6月7日 19時) (レス) id: 0f8661bfd1 (このIDを非表示/違反報告)
よにん - とうとう本当の完結ですね(´;ω;`)この作品とても好きでしたので悲しいです(´;ω;`)これからも応援しています! (2020年6月7日 1時) (レス) id: 8c9fae118d (このIDを非表示/違反報告)
mi.(まい)(プロフ) - 林です。嘘です。さん» 勉強の方お疲れ様です!息抜き程度にでも楽しんで頂けたら嬉しいです♪ (2020年6月6日 23時) (レス) id: 0f8661bfd1 (このIDを非表示/違反報告)
mi.(まい)(プロフ) - izmin0215さん» 愛読して頂き、またこうしてコメントまで頂けて本当に嬉しいです。ありがとうございます(;_;)新作の方も何卒よろしくお願いします♪ (2020年6月6日 23時) (レス) id: 0f8661bfd1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:mi.(まい) | 作者ホームページ:http://twitter.com/_muikrn
作成日時:2020年5月28日 14時