フープピアス 【青】

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昨日、夜中に沢山泣いたからか

目を覚ますと2人とも目がパンパンで

朝からお互いの顔を見て笑い合った。



翔太がホットタオル作ってくれて

2人して目に当てる。




順番にシャワーを浴びて、朝ごはんを作る。

のんびり食べながら、おしゃべりして

食べ終わったら2人で掃除。





こんなどうってことない日常でも

こんなに幸せを感じるなんて思わなかった。





その後は、お互いに好きなことをする。

あたしは、好きなアーティストのDVDを見て

翔太は隣でゲームをしている。



しばらくすると、翔太も一緒に見てて




翔「…誰が好きなの」


『んーっとね、この子。

まだ16歳なのにグループのセンターを任されてて

股下94センチもあるんだよ、すごいよね』


翔「ふーん…」


『なに、妬いてんの』


翔「、、ちょっと」




そんな翔太にキュンとして

付き合い始めの頃もこんな感じだったと思い出す。




翔「昼は、食べに出よ」


『昨日行ったばっかじゃん』


翔「そうだけど…じゃあ、DVDやめて」


『どんだけこの子に嫉妬してるの笑』


翔「いいから！！！」





と、嫉妬にやられてる翔太が可愛い。

そんな翔太に甘えるようにもたれかかれるとちょっと動揺してる。




翔「そんなんで誤魔化されないからな！」


『じゃあ、向こう行くね』


翔「え…だめ」




何だか付き合いたてのカップルみたいでムズムズする。

こんなに甘えただったっけなあ笑




『お昼ご飯、一緒に作ろうよ』


翔「サラダなら任せて」


『じゃあ、翔太はサラダとお皿並べ担当ね！』





今日はとっても甘い一日。


こんな幸せ、最後くらい許されるよね。





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