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ひっろ!というかすっごく綺麗!!


言っちゃなんだけど私の会社よりずっと…




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あ 「えっと、第4会議室にお越し下さい…?」




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上司に異動を告げられてから早一週間後。


顔合わせをしたい、とこちらの先方から呼び出されて、会社へと出向いた。


届いた資料に目を通しながら第4会議室とやらを探すけど、広すぎて場所なんて分かりやしない!




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おまけに…




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あ 「えっ、あ…うわっ?!?」




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持っていた大量の資料が封筒から散乱し…


その資料に足を滑らせた私は行き交う人の前で大コケ。




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うわっ、やっちゃった…




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通りすがる人は?な目で私を見つめる。


まさに穴があったら、入りたい、状態。




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イテテ…と身体をゆっくり起こして閉じていた目を開ける。




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すると、目の前に差し出されていたのはすごく綺麗な誰かの手、だった。




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あ 「え…」




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阿 「大丈夫ですか?」




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心配そうに私の顔を覗かせる彼はきっとここに勤めてる方なんだろう。


首には入館証をぶらさげてる。


まぁ、顔は整ってて、それはそれはイケメンで…ざ、いい人って感じの顔だ。




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阿 「立て、ますか?」


あ 「あ、すみません…」




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彼の手に捕まると、ひょいと軽々しく私を立ち上がらせた。


ひどく尻もちのついたところを手で払う。っと…




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あ 「…あ、あの。私が拾うので…」




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あ 「あの…」




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私の言葉も無視して、ざ、いい人そうな彼は資料を拾い続ける。


つかさず、私も横に並んで資料を拾い上げる。




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文句も言わずに、必死に資料を集めてくれる彼にきっと優しい人なんだなって思った。




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阿 「二人でやった方が早いから。…はい、どうぞ!」


あ 「ほんとにありがとうございますっ」


阿 「…いーえ」




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手のひらに彼が拾い上げたたくさんの資料が乗っかる。笑った顔がすっごく素敵だった。




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阿 「あ、ストッキング少し破れてる…」


あ 「えっ…全然大丈夫です!これくらい!」




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咄嗟にストッキングの破けてる部分を手で隠した。




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はっず…!!




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でも、彼の顔色的に言おうか言わまいかきっと迷ったんだろうな。




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*02→←*Prologue



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設定タグ:SnowMan , 阿部亮平 , 宮舘涼太   
作品ジャンル:恋愛
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みきぽん(プロフ) - い、飲酒運転…??そこだけは現実味ないかも、でも話の内容に引き込まれる!✨ (2021年11月1日 18時) (レス) @page22 id: 6c9a88d371 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:くろーばー。 | 作成日時:2020年12月14日 10時

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