ダブルヒロインみーつけた♪ ねくすと。

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国「ねぇ、A。いいこと考えた」

女子が教室を出た後、英がそう言い出した。

貴「ん？あれ？ほかの男子は？」

国「衣装着にいった。」

貴「英はいいの？」

国「Aぼっちじゃ悲しいでしょ？笑」

クスッと笑いながら英が話す。

たしかに、この教室に一人は寂しいけども。

貴「で！何考えたの？？」

国「俺が熊谷と話した会話編集終わった？」

貴「あー、あれ。終わる頃だよ」

あのボイスレコーダーどうするんだろ。

国「集まったとき、流せば？」

貴「英、ナイスだよ！」

たしかにあれは女子全員に聞いてほしい。

私から流したら疑われるから由紀菜にでも上手

く操作してもらって、クラスの女子に送っても

らお。

そこでみんなで見ればいいもんね。


熊谷は渡辺にヒロイン力？みたいなのを感じて

いる。

憧れから嫉妬に変わったんだろう。

だから、味方になってクラスに復活したとき

渡辺が自分より下になるようにしている。

でもそれは誤算。

あれだけのことをしでかした渡辺の味方になり

一緒にいる熊谷にもみんなは嫌気をさしている

到底、ヒロインにはなれないね。

熊谷、私は大丈夫って思ってない？

でもあんたの方が、最低だからな？


私は由紀菜に英の意見を伝えた。

太「そんなの楽勝！任せてよ！」

これで準備は整った。

さぁ、最終フィナーレだよ。

言い訳考えといたほうがいいんじゃない？

まぁ、論破しますけども。

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