8人でひとつ～絆～ (ページ17)

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貴方side

気づけば私は、ミツの腕の中にいた。

ウチ、誰かに自分の夢とかを語ったの…あんまり無かったから，気づいたら涙が出て来たんだよね…。

ミツは…今どんな気持ちでウチの事抱きしめてくれてるのかな…。

北山「A？」

今度はミツの問いかけに私は答えた。

貴「ん？」

北「Aの夢！絶対叶えようぜ！」

私の体から1回離れて(私の)両腕にミツの温かい手が添えられている。

そして私を見つめながら…ミツの優しい声にまた涙が溢れ落ちそうになる…。

貴「ミツ…。」

北「…笑だって多分初めてじゃない？Aが俺に夢語ってくれたのって。」

ミツ…涙

我慢の限界で涙がまた溢れ始めちゃった。

北「…笑 …だからその夢…俺にくれないか？俺が絶対叶えてやるから！…てか絶対叶えたい！」

なんてこんなに優しいんだろ涙

ミツってこんなに優しくて男前なこと言ってくれたから…嬉しくて涙

なぜ“キスマイブサイク”では上手く発揮できないのだろう…今はそれとこれとは違うか笑

貴「うん！…涙絶対叶えてよ？笑叶えなかったら…ミツに夢とかもう語らないかもね笑」

お互い微笑みながら，ミツは頷いてまた私を抱きしめてくれた。

北「約束するよ！Aの夢を裏切らないように！」

貴「ありがと…涙」

私は泣きたいのか笑いたいのかよく分からなかったけど笑

ミツは優しく受け止めてくれた。

すると、、、

ガラガラ！

二「…お前ら何してんだよ！」

ドアが開いた音がして、ニカと後から来た宮田に目撃された笑

その後直ぐさまウチら離れたけどね笑

二「…てかお前らいつからそんな関係だったのかよ笑」

宮「俺たちちょっとお邪魔だったかなぁ笑」

北「逆にお前らタイミング悪りぃよ！」

ミツが呆れながら階段を登り玄関へと入って行く。

途中振り返ってくれて、

北「Aも早く入らないと風邪引くぞぉ！」

ミツスマイルで私に言った後、家の中にみんなで入り、

就寝しました！笑

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北山side

この夜は考えもしなかった…。

Aに起こる事…。

リーダーという立場として恥ずかしいほど…今と思えば情けなかった気持ちでいっぱいいっぱいだった。