これぞヤクザの妹

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銃兎｢ はっ、先程の可愛らしい姿は全て演技ですか？ ｣





『 ん？時と場合によるけど.. さまにぃといる時もいつもあんな感じだよ？ 』






左馬刻｢ 少し大人しくなってほしいけどなァ。 ｣






理鶯｢ 先程のは前言撤回だな。流石左馬刻の妹だ。よく似ている。 ｣






銃兎｢ いや、妹の方が良く出来てるんじゃねェか。ちゃんと計算してるみたいですし。見下してる感じはよく似ていますが。 ｣






理鶯｢ そうだな。頭が良さそうだ。 ｣






銃兎｢ そうなると俺等の事も見下されてるんですかね？ ｣






『 私にとってさまにぃが全てなの。さまにぃが貴方達を信じてるなら私も信じてる。疑ったらさまにぃを裏切ることになる。 』






銃兎｢ .. 御前は妹とどんな生活をしてきたんだよ。 ｣






理鶯｢ 仲の良さが度を越してるな。 ｣







左馬刻｢ こいつはヨコハマ1の情報屋だ。俺が情報屋を使ってねェのはそういうことだ。 ｣






銃兎｢ 俺も仕事上色んな情報は入ってくるがそれ以上か。 ｣







理鶯｢ だが、まだ高校生だろう。 ｣






左馬刻｢ 危ねェことはしねェ約束だ。だがしなくてもこいつはそのスキルがある。人を騙すことに特価してんぞ。 ｣






『 騙すなんて人聞き悪い事言わないでよー。でも、情報屋としてさまにぃにはちゃんと情報と引き換えに貰ってるし。 』







銃兎｢ それがお小遣い代わりか。 ｣






『 そんなの要らないよ。さまにぃはね、褒めてくれるの！頭撫でてくれるし、甘やかしてくれる！それが代償。 』






理鶯｢ 兄想いというか重すぎてるな。 ｣






『 それで .. さまにぃの可愛い妹からのお願いを聞いてほしいんだけど .. ____________ 』









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