甘党彼氏は彼女にも甘い.２ 【黄】

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深『さっき、私の勤めてるって言ってましたけど
　美容関係のお仕事されてるんですか？』


　
「はい、デパートとかで化粧品売ってる美容部員です」


　
深『あ〜、あのお仕事！
　なるほど、あそこにいる人みんな綺麗ですよね』






　





納得、納得！





　




　




　
「そういうイメージよく持たれます(笑)」


　
深『でもAさんみたいな人いたら
　 会いに行きたくなっちゃうなー』
　

　
「会いに来た人、私の隣にいます(笑)」


　
深『え？お前、』




　

　



　

　
それは所謂ナンパというやつじゃねーの？！


　




　


　
『もうさ、今の聞いてて
　絶対この流れになると思った(笑)』




　
照は、もういーよ。と不貞腐れながら
ビールを飲み干した




　







──────────




　











深『なるほど〜、
　そんでしつこかった照に落ちちゃったわけですか』

　

『しつこいって言い方やめろよ、
　ふっかに言われたくない(笑)

　てかこんなちゃんと話さなくても良かったし』


　
「ふっかさんには喧嘩した時も
　お世話になったしいいじゃない」








　


　
そうだ！






　




深『お前感謝してくれよほんと俺のおかげだぞ』



『はいはい』







　





改まって過去の話を色々持ち出されて
気恥ずかしくなったのか、照はトイレに立った









　

　







深『そういえばAさん、
　ジム通うの悩んでるんですか？』


　
「あー、はい。今迷ってて」






　





　



　
照がいなくなったタイミングで少し話してみることにした





　



　



　




　

深『照、確かに厳しいですけど
　Aさんのことちゃんと考えて付いてあげたいみたいなんで
　任せてもいいと思いますよ？』



「そうですよね、」
　

　
深『照が付いた人って
　結構長く続けてくれる人が多くて、
　しっかりやりたい人には評判いいんですよ。

　照目当てで来る女性もいるっちゃいるんですけど
　でも、彼あの感じでしょ？(笑)
　だから軽い気持ちで来た人は
　すぐ辞めちゃうんですけどね(笑)』


　
「なんか想像つきます(笑)」


　
深『でも、優しくてノリの良いトレーナーは他にいるし
　彼には今後もあのスタンスでいって欲しいなーって
　結構頼りにしてるんです』








　



　





　
これはマジで思ってることだからさ








　

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