検索窓
今日:1 hit、昨日:3 hit、合計:44,103 hit

*第32話* ページ35

〜まふまふ side〜



はぁ、イライラがとまらない。天月君、反省してる気ないんだけど??と、思っているとーー。


Sou「鵜呑みになってるかも、知れないんじゃないですか??」




まふまふ「そ、それはーーーー。」




確かに、そうなんだ。天月君やSou君の言うとおり、音雨に盲目で大切な友達だった天月君の話を聞けてなかった。




天月「「確かに、結果的に音雨の人間不信にさせたから悪いし、そこは反省してる。2人とも、ごめん。」」


まふまふ「天月君……。」




歌詞太郎「僕からもそこは謝るよ。ただ、まふ君も音雨も、大きな勘違いというか、誤解してるんだ。だから歌い手を天月君と始めて、そこでまふ君と音雨を見つけてすぐにわかった。だからずっとその誤解を解きたかった。」




まふまふ「……なんなんですか、その誤解って??」






恐る恐る、聞いてみる。場合によっては聞こうとしなかった僕も僕だから。するとーー。




天月「僕と歌詞さんが、あの日。ほかの同級生に話したのは、僕ら2人とも仲良くして欲しいから仲良くして欲しいってクラスメイトに話してた。音雨、かなりまふ君にべったりだったでしょ?辛うじて僕や歌詞さんとは話してたけど、他は全然だったでしょ?だから世界は広いんだよって、クラスメイトなら変なことにもならないと、思ってた。馬鹿だよね。そこで僕も一緒にいればこんなことにも、こうしてギスギスすることもなかったのに。」





嘘。そうだったなんて知らなくて。というかそのクラスメイトからは「2人が何してもいいっていうからそういうことだと思った、悪かった。」って言われて2人が悪いって思ってたのに。僕は、信じる相手間違えてたの??天月君達はAのこと、ちゃんと考えてくれていただけで。ってえっ???A!?!?




『そ、それって。い、いちば、わる、いの………って……。』




Sou「っ!?音雨????」




慌ててSou君が僕にスマホを返す。というかこれーーー。




『あれ、な、なんか苦しい……。た、…すけて、まひゅ、兄……、Sou……』





Sou「音雨!!落ち着いて、僕に合わせて??」





そらる「「まふまふ??そっちなんかあった??」」




まふまふ「音雨が、過呼吸に……って天月君はどうしたんですか??」





そらる「そっちも過呼吸か。今天月も過呼吸起こして、歌詞太郎や坂田が対応してる。とりあえず一旦落ち着くまでは中止でいいな?」




→次に続く

*第33話*→←*第31話*



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.8/10 (47 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
127人がお気に入り
設定タグ:歌い手
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

ようよう - 学生さんですか!無理しないでくださいねー応援しています! (2020年4月30日 19時) (レス) id: 5d5cab7bef (このIDを非表示/違反報告)
朝日奈美衣 - 更新全裸待機です!!!(この季節だと風邪引きそう()) (2019年2月28日 9時) (レス) id: d541dc7464 (このIDを非表示/違反報告)
海月(プロフ) - テストと卒論無理しない程度に頑張ってください!いつでも更新待ってます! (2019年1月8日 18時) (レス) id: a663b046f1 (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:れの | 作成日時:2018年1月6日 17時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。