【プロセカ】明るくて皆のムードメーカーな彼女の本当の想いは………………？ 【第2章】

△81話▽ ページ35

〜類 side〜


類｢寧々、随分と落ち込んでるけど大丈夫かい？？｣



寧々｢あ、うん。miKiさんの雑誌、どこいってももう売り切れてたから…………。まぁ、また追加されるとは思うんだけどーーってか司、遅くない？？｣



類｢そうだね。昼休みに屋上に集まることを忘れているのかもしれない。呼びに行こうか。｣




次のショーの細かい修正の確認のために昼休みに打ち合わせのはずが、まあ今の通り来てないからね。



類｢おや？なんだか随分と賑やかだねぇ。｣


司｢類！それに寧々も来たか！｣



寧々｢そりゃ元から昼休みに打ち合わせするってーーってその雑誌…………私昨日買おうとしたら売り切れたのに…………！｣



司｢そうだったな！というより、寧々ももしかしてmiKiさんの特集狙いか？？｣


寧々｢そうだけど、司、この人の事知ってたの？？｣



司｢あぁ、何を隠そう、オレの憧れているスターのうちの1人だからな！！冬弥、良ければ寧々に貸してやってくれないか？？オレのはあいにく咲希に貸していてな。｣



冬弥｢もちろん、構いませんよ。｣




寧々｢あ、ありがと…………。｣




類｢良かったじゃないか寧々。にしても司君が知ってるとは…………。｣



ショーをやっている人間なら知らない人はないであろう、ショーの名女優、miKiさん。これまで数々の名作に出ている。本名は非公開だが日本人で、今は大手のライリー・テインメント社に所属している。っておや？



彰人｢げ、なんでオレの手、掴んでるんですか…………｣



類｢いやぁ、なんだろうね。君がmiKiさんのことを、雑誌より詳しく知ってて、今この場から逃げそうだったからかな？？｣



司、寧々、冬弥｢｢｢！？！？！？｣｣｣




彰人｢ちょっと、変なこと言い出さないでください。オレがmiKiさんを知っているのは、Aが大好きな女優で、ビデオ鑑賞に何度も付き合わされてるからですよ？？｣




類｢そうかい？？？僕にはそういう風だけには見えないけどね。｣

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