【歌い手】初恋の人は同級生で、自分のことだけ記憶喪失になったとか、嘘やろ？その2【となりの坂田】

＊59話 何この緊張＊ ページ22

〜坂田 side〜



時は流れ、あのツイッターのトレンドが歌い手の恋愛事情で埋まってから1週間以上が経ち、12月5日。いよいよ今日、俺はAに想いを伝えるわけでーーー。



坂田「あかん。え、何この緊張。ホンマにやばいんやけど。」




志麻「4ヶ月前の俺みたいやん。ま、撤回なんてできひんやろ？？」




坂田「そりゃそうやんか！！！」


大事な話があるって言ってる手前、撤回なんてしないしこの機会は逃したくない。



志麻「そういえば誰と来るん？1人？？」




坂田「いつもは普段着で1人で毎年全通してくれてるけど、今回は車椅子やからそらるさんが付き添ってくれるらしい。」


例年は1人で全通、遠征もしてくれていたけど今年は遠征が移動面で厳しいのでこの公演だけになっている。で、スタッフさんに伝えておけば対応してくれるしいいかと思ってたらそらるさんが付き添ってくれるらしい。



志麻「そういや誕生日は祝ってくれたん？」



坂田「は？そんなん当たり前やけど！？！？日付ぴったりに来るあたりほんま優しいのよなぁ。」



志麻「日付ぴったり、ねぇ。」




坂田「ん？どうかした？」




志麻「いや、なんでもない。そろそろリハの時間だし集中するぞ！」




坂田「それもそうやな！！まずはライブを頑張りますかー！！」





--------ｷﾘﾄﾘ線--------
実習生(年上)の記録を見るのが私という渦中の作者です。しかも今日にしては懇談後に研修というハードスケジュール…………。そしてそれもありストックがあと数話しかない…………はい、頑張ります…………(小声)

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