【歌い手】古参志麻リスで歌い手リスナーの鏡として有名な彼女が、突然消えた、だとっ？？？ その2【志麻】

♪58話 こっち側に引き込むか否か♪ ページ14

〜あらき side〜

いや、思った以上にやばいな。つまりーーーー。



あらき「だからアスちゃんがセンラ君を仕事場に呼び出したと？？？」



天月「そうそうご名答。センラ君が中々複雑なことになってるからどうしようかなーーって。」



あらき「こっち側に引き込むってか？？？」



天月「ちょっとリスクは高いけどね。なんせ志麻君の相棒。協力的と思いきや何かあれば全部話すってこともありえる。かといって今のままだとさすがに可哀想だからねぇ…………」




あらき「悩みどころだな…………。どのみち少なくとも俺が有瀬家ってことと、詩乃とめいちゃんが東雲家ってことは確信してるんだよな？？」



天月「まぁ、そうだろうね。」



あらき「………………ってわけでどう思う？伊織。」




めいちゃん「「どうも何も、センラさん複雑すぎません？？かといってセンラさんですからねぇ…………」」






通話越しに真剣に考えているのは同じだろうな。どうするかな………………。




天月「生き残りだってことだけでいいんじゃない？？」


あらき「なるほど。確かに全部を話す必要はない。それでいいか。」


めいちゃん「「もちろん。それ知られるくらいじゃ問題ないですもんねー！！」」



あらき「そうと決まれば天月。ここに呼べるよな？」



天月「もちろん。あ、直接話す？？」



あらき「電話で変に誰かに聞かれてたら困るからな。伊織も、来れるよな？？」



めいちゃん「「ま、打ち合わせないんで大丈夫でーす！今行きまーす！」」





あ、Aの許可は………………まあいいか。後で話せばわかってくれるだろ。

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