【暗殺教室】男装少女は今日も素を出せない Part6【歌い手】 (ページ5)

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☆206時間目☆ ページ5

～貴方 side～

律「殺せんせーを殺す事は私に与えれた至上命題ですが、思考と行動を繰り返すうち標的の死は我々にとって最大損失だと認識するに至りました。どちらが正解か判断するには私の性能では早すぎます。協調の観点からも中立します。」

岡野「さっきまで、殺さない派だったんだけど、皆の意見を聞いてわかんなくなってきた。殺せんせー、殺す事って先生の事嫌いってことじゃないんだよね？」

殺せんせー「もちろんです岡野さん。暗殺されている時こそ君達を1番身近に感じます。」

岡野「なら……ごめんね渚。私はこっちの皆の気持ちが近いかも。」

皆のそれぞれの考えをちゃんと聞く俺。そしてーーー。

Sou「どっちの意見もわかるから、和解してほしいところだけど、ぶつかることで分かり合えるぽいもんね今のみんなは。だから中立かな。私の意見的にどっちかにって限定して肩持ちはできないからね。」

あー、やっぱりSouは中立か。そして見事にーー。

杉野「あーあ。すっかり喧嘩しちゃってまぁ………」

『いいんじゃね？逆に3年間同じクラス同士でそこそこ仲良かった割に衝突してなさそうだし。』

カエデ「あれ、意外。成宮君、帰ってないんだ。」

『帰りたいけどまぁ一応？？そもそも暗殺自体参加してないから、皆の結末は見守るよー。気まづいのは見てられないからこれで解決してくれるならいいんじゃね？それが俺の考えってことくらい、出しておかなきゃ流石にヤバいやつでしょ？？www』

すっかり喧嘩してるあの2人を尻目にちゃんと意見はしておいた。まあそもそも暗殺をしてない俺には関係ない。ただまあ学校生活を送る上ではこんな重苦しいのは勘弁して欲しいからな？