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雑貨屋【Miracle Magical】
店のカウンター席に座って話す3人
西村「風雅の家って、花屋なん?」
風雅「そう…。中等部の頃から、ちょっとずつ手伝いをするようにしてたんや」
斗亜「へぇ〜」
風雅「最初はバレたくなかったから、店の掃除とか花の手入れとかばかりやったけど…。徐々に配達とかもするようになったんや」
斗亜「もしかして、今も配達を…?」
風雅「そう。基本的に近所しか回らないようにしてるけど…こうやって同じ学校の人に会ってしまうリスクもあるから、正直ビビッてたんや…」
西村「もしかして、この前のスイーツショップのことを知ってる理由って…」
風雅「あの日も、花の配達であの店に行ったんや。そしたら…洋子さんが暴れてたから…」
斗亜「さっき、理由を言わなかったのは…手伝いがバレると思ったから?」
風雅「バイトって勘違いされたくなかったんや。うちの学校は…バイト禁止やし…」
西村「大丈夫やで。俺らは絶対に先生たちには言わんから」
斗亜「それに、もし僕たち以外の人に風雅くんが家の手伝いをしてるところを見られても、今みたいに説明すれば大丈夫ですよ!」
風雅「それならえぇけどさ…。生徒指導の先生…めっちゃ怖いやん」
斗亜「あ…」
西村「確かに、あの先生は怖い…」
風雅「どんなに『家の手伝いです』って言っても、理解してもらえそうにないし…。だから、ホンマにあの先生にだけはバレたくない…」
西村「もし、風雅だけでダメなら…俺らも一緒に説明するで」
風雅「え!?」
斗亜「風雅くんの事情を知ってる僕たちも一緒に説明すれば、先生も分かってくれるはず!」
風雅「そうかな?でも、気持ちは嬉しいで」
西村「絶対に、風雅の手伝いの事情は話さないって約束する」
風雅「分かった。じゃあ、2人から感じる香水の匂いも内緒にするで」
斗亜「あ、これは…」
西村「黙っててもらえると嬉しいな。お互いに、内緒やな」
風雅「そろそろ配達に戻るで。あまり遅くなると、お母さんに心配かけてしまうし」
西村「うん、じゃあなー」
店を出る風雅
西村「とりあえず…大丈夫かな?」
斗亜「うん…」
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ひな - はじめまして、私はこういう小説が好きなので、嬉しいです。これからも頑張ってください。 (2020年4月15日 2時) (レス) id: abb86d7ec6 (このIDを非表示/違反報告)
あきか(プロフ) - 玲雄さん» コメントありがとうございます! そうですね、プリキュアのような変身して戦う感じなので…そのイメージで読んでください。 (2020年4月11日 21時) (レス) id: f7d97dfce6 (このIDを非表示/違反報告)
玲雄(プロフ) - 初めまして玲雄って言います!まだ読んでる途中ですけどプリキュア?にたとえたら読みやすいですか? (2020年4月5日 2時) (レス) id: 9a5cd03337 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:あきか | 作成日時:2020年3月28日 21時