魔法少年☆大戦 -4- 。゜+ Jr. +゜。

。゜+゜。+ Fight112 +。゜+゜。 ページ8

.



レストラン



松倉「ねぇ…この集まりは何？」

嶺亜「だからー…神宮寺にやられた魔法少年の集まり」

松田「俺ら…やられてないよ？」

嶺亜「2人は情報係！！俺の知り合いで、唯一動ける魔法少年なんだから」

松田「はぁ…」

田島「まさか嶺亜も魔法少年だったなんて…」

颯「何で教えてくれなかったんだよ」

嶺亜「だってー…弱かったから。いつも挙武に支えてもらってたからさ」

颯「それでも言えよ…」

田島「もしかして…ここら辺の魔法少年で動けるのって……松倉たちと挙武だけ？」

嶺亜「そうかもね…」

松田「何か重圧が…」

松倉「でもさ…俺らCランクだし…。あのチームじゃ、俺らが1番弱いよ？」

嶺亜「まだ上がんないの？」

松倉「そうなんだよ！！まだ上がんないんだよー…」

松田「まつく…」

颯「でも動けないよりはいいだろ…」

田島「そうだよ…。もう…ジャスティスと喋れなくて、寂しいもんー…」




クマのぬいぐるみを見つめる田島




颯「持ち歩くな…」

田島「ジャスティスは僕の分身だもん！」

颯「おいおい…」

嶺亜「面白いパターンだよね。ぬいぐるみが依り代って」

松倉「そうなの？」

田島「うん。お母さんに買ってもらったジャスティスが、僕の依り代だったの」

松田「へー…。そういうこともあるんだ…」

嶺亜「ところで…神宮寺の動きは？」

松倉「また厄介になったみたいでさ…。完全に身体を取られたらしい」

田島「えぇ！？」

松田「この大雪も…神宮寺が関わってるみたいで…」

颯「どうすんの？Sランクの魔法少年でも無理そうなんでしょ？」

松倉「うん…。唯一…神宮寺と仲が良いやつがいるんだけど…」

嶺亜「けど…？」

松倉「何か…病気みたいでさ…。動けないらしい」

3人「えぇ！？」





.






駅前のカフェ



ジェシー「そうか…。それはヤバそうな病気だな…」

顕嵐「冬休み中だけ入院するらしいです…」

北斗「2〜3週間くらいってことか…。それでも集中して治療すれば…」

宮近「ただ…完治しない病気らしくて…。重症化するリスクが大きいらしいんです」

ジェシー「困ったな…」

北斗「厄介な病気になったなー…岩橋…」

岸「本当、そうっすよねー…」

顕嵐「まぁ…この異常寒波の影響で、冬休みが早く始まったのは良いけど…」

ジェシー「まぁな…」

北斗「でも…早くしないとだな…」





.

。゜+゜。+ Fight113 +。゜+゜。→←。゜+゜。+ Fight111 +。゜+゜。

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す