。゜+゜。+ Mission37-願い事は「メリーさん」にお任せ？- +。゜+゜。 ページ35
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海琉「未海は何で、この噂を知ってるの？未海の学校でも流行ってるの？」
未海「うん。みんなスマホが無いから、お兄ちゃんとかお姉ちゃんがいる子はスマホ借りたって！」
海琉「マジで…？」
田村母「でも、それは安全なモノなの？危ないサイトとかじゃない？」
海琉「僕も不安なんだよね…。願いが本当に叶うって噂もあるみたいだけど…」
田村母「未海、危ないモノかもしれないから…お母さんはあまり勧めないよ」
未海「えー！？」
海琉「(でも、小学生にも噂は広まってる…。この嫌な予感が…当たらないといいけど…)」
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次の日
北第一中学校
屋上
小田「小学生にもメリーさんの噂が広まってる！？」
海琉「うん…。妹に、メールが届いたら教えてほしいって言われて…」
久保「マジかよ…。俺も弟に言われるのかな…」
稲葉「そっか、久保には弟がいるんだね。でも、僕はお姉ちゃんがいるけど…何も言ってなかったよ」
小田「確かに、僕のお姉ちゃんも何も言ってない！」
久保「つまり…中学生以上には、あまり広まってない？」
海琉「でも、西館高校では流行ってるんだよね？」
久保「あ、そっか…」
稲葉「ここら辺だと、西館高校に噂が集中しているってだけで…ほんの一部なのかもしれないよね」
小田「妹に何て言われたの？」
海琉「えーっと…。叶えて欲しい願いがあるから、メリーさんからメールが届いたら教えてって…」
稲葉「そう言うってことは、周りの子たちがやってるってことだよね？」
海琉「そうみたい…。小学生でスマホを持っている子は少ないから、お兄ちゃんやお姉ちゃんがいる子はスマホを借りたって…」
久保「なるほど…。昨日、飛翔が言ってたように…特に願いが無い場合だってあるけど、兄弟がいれば譲ることも出来るってことか」
小田「もし、本当にメリーさんからメールが届いたらどうするの？」
海琉「本音を言うと…妹には触らせたくない。お母さんもこの話を聞いていて、怪しい可能性もあるって注意はしてた」
稲葉「お母さんがそうやって注意しているなら、まだ安心だね」
久保「でも、しつこく言ってくる可能性だってあるよ？特に…周りの友達がやってるってなれば…さ」
海琉「そこが僕も不安なんだよね…。本当に危険なモノだったら怖いし…」
小田「そもそも…何でこの噂が突然流行り出したんだろうね？」
稲葉「今日も本部で、悠仁たちに聞いてみる？」
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作者名：あきか
| 作成日時：2021年11月27日 20時
