。゜+゜。+ Miracle32-危険な香りと誘惑- +。゜+゜。 ページ34
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ステージ
岡「それじゃあ、次は老婆に扮した魔女が白雪姫に毒リンゴを渡すシーン!!よぉーーーい、アクション!!」
ララ「『可愛いお嬢さん、美味しいリンゴはいかが?』」
斗亜「『まぁ、ありがとう。ちょうど仕事が終わったから、お腹空いてたの』」
ララ「『採れたての美味しい今のうちに…』」
斗亜「『それじゃあ、遠慮なく…』」
リンゴを一口食べる斗亜
ララ「…」
タイミングを合わせて、こっそり黒い香水を噴くララ
斗亜「(え、香水の匂い…?クラクラしてきた…)」
力が抜け、その場に倒れこむ斗亜
斗亜「(何やこれ…。ホンマに…意識が…)」
ララ「『アハハハ!!これで、白雪姫は死んだ…。世界一美しいのは、この私よ…!!』」
奥村「老婆の正体は魔女だったのです。そして、魔女から渡された毒リンゴを食べてしまった白雪姫は倒れてしまうのでした…」
岡「…はい、オッケーー!!」
奥村「良い感じやな。よし、次は小人たちのシーンを…」
ステージ袖から様子を見ている西村たち
西村「うわー…。先輩の演技、凄いな…」
岡崎「気合い入ってるな」
風雅「ていうか、斗亜…大丈夫か?」
ずっとステージ上で倒れこんでいる斗亜
琉巧「もう、起き上がっても大丈夫やのに…」
西村「斗亜ー!!」
岡崎「大丈夫ー?」
倒れこんでいる斗亜に駆け寄る4人
斗亜「…」
琉巧「え、斗亜…?」
風雅「おい、しっかりしろ!!」
奥村「どうしたん?」
西村「あの、斗亜の様子が…」
ステージの照明が消える
奥村「ん?照明が…」
岡「おーい、照明係ー!どうしたー?」
シットヒメ「こんな演劇、めちゃくちゃにしてやる!!」
車いすに乗ったまま、ステージに出て来るパフュー魔
岡「え、天王寺さん!?」
ララ「(あら、いつの間にかレヴィがパフュー魔を仕掛けてたんやね。斗亜くんを連れて行くのは、後がえぇな)」
どこかに行くララ
風雅「え、先輩…?」
琉巧「(倒れてる斗亜を見ても、何もしない…。やっぱり、先輩は…)」
岡「いったん、リハーサル中止ー!!」
奥村「天王寺さん、とにかくステージから降りて…」
シットヒメ「嫌や!!私が…この演劇の主役やー!!」
パフュー魔が叫ぶと、超音波が響き渡る
岡「うわああぁぁ!?」
奥村「これは、いったい…!?」
岡「き、君たちもステージから降りて!!危険やー!!」
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sanakosuge(プロフ) - 冷や冷やする展開になりましたね…!!面白いです!強くなって、斗亜君を助けて下て! (2020年11月7日 23時) (レス) id: 7856ec08e7 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:あきか | 作成日時:2020年10月24日 21時