番外編No.2-2【江口拓也】 ページ7
大好きな声、大好きな人、どうして、
『なんで、、今日、お仕事って、、』
江「仕事あるとは言ったけど、会わないとは言ってない。」
『ずるい。』
江「ふふ、上がらせてよ。寒いでしょ？」
頭の回転が完全に止まっていた私はそんなこと眼中にもなくて、すぐさま江口くんを部屋にあげた。
江「どこ行ってたの？1人だから家にいるかと思って家に来たのに。」
『あー、これ、ケーキ屋さん行ってたの。』
江「なにそれ、かわいいから許す。」
ケーキを冷蔵庫の中にしまいに行くと、江口くんが後ろから抱き締めてきた。
『つめた、、どれぐらい待ってたの？』
江「どれぐらいって、分かんないけど、結構待ったかな、、笑」
『そんな、、連絡してくれたら良かったのに、、』
きっとだいぶ待ってくれてたんだろうけど、なんにも文句を言わない江口くんに申し訳なくて、涙が出た。
江「泣かないでよ。俺、今日Aに会いたくて仕事頑張って来たんだよ？偉いでしょ。」
満面の笑みの江口くんに、余計に申し訳なくなる。
『ごめんね、江口くん、、』
江「そんなに泣かないで笑」
江口くんの大きな手に頭を撫でられる。
江「Aちゃん、渡したい物があるの。」
江口くんは私を抱き締めていた腕を離して、ジャケットのポケットから如何にも高いアクセサリーが入ってそうな小さな箱を取り出した。
江「A、こんな僕だけど、結婚してください。何十年先までも、幸せにするから。お願いします。」
いつも違って真剣で優しい目に、私は応えた。
『私で良ければ、お願いします、、』
突然のプロポーズに余計に涙が溢れる。
江「良かったぁ、緊張した、A、愛してるよ。」
『私も、江口くんのこと、』
愛してるよって、そう言いかけると私の唇が江口くんの唇に塞がれる。
江「拓也って、呼んでよ。」
少し恥じらいながら江口くんは言った。
『私も、愛してるよ。拓也くん、、、じゃ、だめ、？』
呼び捨てはハードルが高くて、くん付けで呼んだ。
江「かわいいから許す。」
さっきよりも照れた表情の拓也くん。
『私こそ、何十年先も一緒にいさせて下さい。』
江「任せて！笑」
そう言って拓也くんはさっきみたいに私の頭を撫でる。
恥ずかしくてたまらなくて照れ隠しでケーキ食べよ？って言ってみたけど、
江「じゃあ、その後一緒にお風呂ね」
と言うものだから、余計に恥ずかしくなった。
江口拓也編End
＊
番外編No.3-1【岡本信彦】→←番外編No.2-1【江口拓也】
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うたプリ大好き?(プロフ) - 続き気になっています！更新停止状態のままですが更新はされるのでしょうか？ (2021年3月23日 10時) (
レス) id: 48370e286a (このIDを非表示/違反報告)
あま(プロフ) - 土さん» はじめまして、コメントありがとうございます、、！そう言って頂けまして幸いです。これからもよろしくお願いします ((○|￣|_ (2020年1月27日 23時) (レス) id: 0a09fcbdcd (このIDを非表示/違反報告)
土(プロフ) - はじめまして コメント失礼します。とても感情移入できるシーンがあって，個人的にはこの話好きです！！ ゆっくりでいいので更新頑張ってくださいね！！ (2020年1月23日 21時) (レス) id: 9f84f5d7d8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：あま | 作成日時：2019年12月24日 20時
