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疾風473 ページ33

風琳「おや、お邪魔だったかな?」


くすくす、と笑いながら勢いよく離れた恭弥と顔を真っ赤にしてるタマを見る


恭弥「風琳…」

風琳「その様子を見る限り…付き合う事になったのかな?おめでとう」

珠代「あ、ありがとうございます…?」

風琳「さて、タマ。これからはお姉ちゃんって呼んでね」

珠代「へ!?」

風琳「それから恭は父さん達に連絡する事。僕からも話を通しておくから」

恭弥「…まだ早いと思うけど……」

風琳「善は急げ、アイツが来たらまた面倒な事になるよ」

恭弥「退院したら連絡する」

風琳「よし、いい子だ。僕は院長に退院を早くするように行ってくるよ」


スライドドアを軽く開けて廊下に出る足を一度止めてタマと恭の方を見る


風琳「あぁ、それと僕と六道骸既に付き合っているからね」

「「………え?」」

風琳「それじゃ、また後でね」

珠代「おおお、お姉ちゃん!?」

恭弥「ちょっと風琳!それどういう意味!?」


フフ、反応が面白いなぁ。秘密にしていて正解だったよ


白蘭「風琳ちゃーん、ここマシマロ売ってないの?」

風琳「売ってないね、入江正一や桔梗に頼んで持ってきてもらいな。…まぁ、僕も含めここに入院した奴全員元気だからすぐに退院できるように頼んでくるけど」

白蘭「そっか♪あと、ミルフィオーレにh((「ぶん殴られたいの?」アハハ、怖い怖い」

風琳「その件は断ったはずだよ。それと僕は誰かに縛られらるつもりは無いよ」

白蘭「どうして?」

風琳「やりたい事がたくさんあるからね。それに沢田綱吉がボンゴレ10代目っていうのになってもイタリアに行く気ない」

白蘭「ふーん、残念」

風琳「残念そうに見えないけど?」


白蘭を追い払うように手を振って六道骸の病室に入る。六道骸の仲間のやつらが睨んで来てるけど無視だ無視


骸「おや、風琳。随分と機嫌がいいですね」

風琳「まぁね、やっと恭とタマが付き合う事になったんだよ。やる事はたくさんあるけど」

骸「おやおや、そうでしたか。…僕は君の両親に挨拶しに行きましょうかねぇ」

風琳「え、来ない方がいいよ?タマは女の子で僕と恭が気に入ってるから良いけど君の場合は…父さんと手合わせだね」

骸「挨拶無しで、ですか?」

風琳「うん、父さんいつも言ってるんだ。娘は俺より強い者に嫁がせるってね。だから、頑張れ」

骸「ク、クフフ…やってやりますよ」


どうなるのかな。…そう言えば向こうはどうなったんだろ?

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作者名:小町&夜野兎 x他1人 | 作者ホームページ:http:/  
作成日時:2019年10月6日 20時

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