臆病なウサギと男勝りのチーター【REBORN】６ (ページ45)

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疾風283 ページ45

［桃花side］

桃花「助太刀の書…それは持ち主にいざという時があったら燃えてなくなる極秘文書ですね。実物は初めて見ました」

ﾊﾞｼﾞﾙ「拙者、この時代に来たのは10日前で場所はスペインだったのですが…その時、パスポートと匣兵器と共に置いてありました…」

獄寺「CEDEF…確か門外顧問組織のことです」

綱吉「父さんやラルと同じ組織の！」

静弥「ば、バジルさん。他の人は…？」

ﾊﾞｼﾞﾙ「残念ながらここに来るまで仲間に誰にも会うことはできませんでしたがこの書と匣兵器のおかげで途中出くわしたミルフィオーレファミリーを何とか撃退できたんです」

珠代「えっ…！バジルさん、もうミルフィオーレと戦っているんですか？」

ﾊﾞｼﾞﾙ「ええ！6回ほど戦闘を」

ﾋﾞｱﾝｷ「つまり何者かの指示でバジルはツナ達とは別のルートで鍛えられここに合流したと考えられるわね」

綱吉「鍛えられるって…メローネ基地でのオレ達みたいに？でも…何のために…？」

ﾋﾞｱﾝｷ「にぶいわね、CEDEFは普段は外部の機関だけどいざという時にはボンゴレを支える特別機関よ」

ﾊﾞｼﾞﾙ「その通りです。｢助太刀の書｣にはこう締めくくられていました。

若きボンゴレ達と共に白蘭を砕けと！！」

獄寺「おい…」

了平「っということはだ！！極限に打倒白蘭の仲間だな！！」

ﾊﾞｼﾞﾙ「よろしくお願いします！！」

綱吉「バジル君強いし心強いよ！！でも一体誰がこんな手の込んだこと…」

獄寺「そりゃこの時代の10代目に決まってますよ！！」

綱吉「！またオレー？(嬉しくないんだけど…)」

桃花「バジルを頼るのもいいですが君達ももっと強くならなければ白蘭どころか真6弔花のＡランクの部下達に負けますね」

獄寺「んだと！！」

獄寺隼人が反応したのを無視してるとビアンキが2人が待ってるから早く地上に行こうと催促しました

沢田綱吉はバジルに一緒に行こうと誘おうとしましたが…電池切れのように寝てしまったので食器を先に洗い毛布を被せてから笹川京子達と合流しました

それからそれぞれ別れて並盛の町を歩きました。…私は目的の本を買えましたし…のんびりと戻ると既に全員揃っていて並盛中学校に行こうと言うことになりました…

並盛中学校…生徒会室を見に行きたいですね…

桃花「あの、沢田珠代」

珠代「ど、どうしました？」

桃花「その…生徒会室に、案内してくれませんか？」

他の人に聞かれないように言いましたが…聞こえてますかね？