臆病なウサギと男勝りのチーター【REBORN】６ (ページ39)

今日:17 hit、昨日:0 hit、合計:7,279 hit

疾風277 ページ39

［Noside］

綱吉「お兄さん！！」

沢田綱吉は慌てて過去から来た笹川了平に駆け寄る。
そんな沢田綱吉に「生きてたか」と笹川了平は声をかけた。

了平「お前達も行方不明で心配しとっ…」

綱吉「しぃっ」

獄寺「あとで説明してやるから静かにしてろ！！」

草壁「10年前の笹川氏がボンゴレリングと共に来たことは我々にとって間違いなくプラスですが……しかし大変なことになりましたね…

あの6弔花より更に上がいるとは……
この戦力でこの先一体どう戦えと……」

山本「そりゃやるっきゃないっスよ」

起き上がりながらそういう山本武。
それによりバッと山本武をみる沢田綱吉は安堵の表情を浮かる

綱吉「や…山本！！いつから！？」

獄寺「ったく、心配かけやがって」

ｽﾊﾟﾅ「でも、どう考えても無謀な戦いだ。ミルフィオーレの戦力に叶うはずがない」

獄寺「んなのやってみねーと分かんねーだろうが！」

ﾘﾎﾞｰﾝ「スパナの言うことは間違ってないぞ」

獄寺「リボーンさん…」

綱吉「……確かに…」

入江「いいや、できるさ！！」

そう声を上げる入江正一に沢田綱吉達は驚いた表情をした

入江「成長した君達なら奴らと渡りあえるさ！！僕達だってただ君達をイジメてきたわけじゃない

君達を鍛えることはこの新たな戦力を解き放つことでもあったんだ！！

君達の成長なくしては使いこなせない新たな力…今こそ託そう」

そう言って入江正一が装置を動かして装置の中心が開いていく…

入江「この時代のボンゴレのボスから君達への贈り物だ。心して受け取ってくれ！！」

装置の中心から出てきたのは…未来の沢田綱吉から託されたボンゴレの紋章が入った〝ボンゴレ匣〟だった

ﾗﾝﾎﾞ「サイコロ！！」

ｸﾛｰﾑ「……ちがう」

了平「極限にこの黄色いハコは何だあ！？」

獄寺「しっ、あとで説明してやっから！！」

すると、ボンゴレ匣を見ていた沢田綱吉のヘッドホンからイタリアにいるヴァリアースクアーロから通信が入った

ｼﾞｬﾝﾆｰﾆ「ヴァリアーから通信をつなげとの要請です…ミルフィオーレに盗聴される恐れがありますが………」

ｽｸｱｰﾛ「いいからつなげぇ！！」

ｼﾞｬﾝﾆｰﾆ「怖いからつなぎますよ！ヘッドホンの音量に気をつけてください」

ｽｸｱｰﾛ「てめーらぁ、生きてんだろーなぁ！！！」

山本「スクアーロ！！」
獄寺「っるせーぞ！！」