疾風257(※書き直し) ページ19
［綱吉side］
ｼﾞｬﾝﾆ「え〜と、それについてなのですが…どうして非７³線が地上に漂っているのかまだ原因が特定できていません…
ミルフィオーレとの因果関係は恐らくあると思われるのですが決定打がなく…」
草壁「我々も同じく…」
ラル「いや！！奴らの仕業だ！！コロネロもバイパーもスカルも…奴らに殺されたんだ！！」
ラルが感情的になってる姿を見てオレは少し驚いた。けど……やっぱり、話を聞いてた通りなんだ…
ラル「ぐっ、う」
ﾋﾞｱﾝｷ「ラル・ミルチ！！」
倒れたラルに近くにいた人が駆け寄って肩をかそうとしていたが、さわるな！！立てるっ…と言われていた
そんな中、お兄さんがオレに話しかけてきた
了平「沢田…5日後だが…これだけ戦力に悪条件が揃ってはお前が何というか見当がつく…。作戦中止はオレが上に伝えに行こう」
その声が聞こえたのかラルはただの貧血だ！！と声を上げた。ラル……
了平「無理するなラル……」
綱吉「いえ、やりましょう。敵のアジトに行けば過去に戻ることだけじゃなくて骸の手掛かりも何か掴めると思うんです
それにそのノン・トゥリニセッテのことも分かるかもしれないし…
…………でも、どっちもゆっくりしてると手遅れになっちゃう気がして」
了平「うむ」
綱吉「それにやっぱりオレ…こんな状況とこに一秒でも長くいて欲しくないんだ
並盛の仲間はもちろんだしクロームやラル・ミルチだって……こんな状況とこ全然似合わないよ！！
えと…オレはそんな感じです……けど…」
了平「よく言ったぞ！男だ沢田！！」
ラル「……ガキが」
と、とにかく！と言いながらオレは死ぬ気丸を飲んでハイパー化になった
綱吉「5日しか時間が無い。一刻も無駄にはできないぞ」
獄寺「はい！！」
山本「だな！！」
珠代「そ、そうですね…！」
それからオレはトレーニングルームに戻り、雲雀さんとの修業を再開した
炎をうまく使い分けながら戦っていたけど……ただ機動力をあげていったとしても雲雀さんを倒せる気がしない…
雲雀「いつまで草食動物の戦い方をするつもりだい？」
綱吉「！？」
雲雀「君はまだ武器を使っていないよ。沢田綱吉」
武器！？
そう言われ、驚いた瞬間ちょうど死ぬ気モードが解けた。それに雲雀さん…眠いから帰るって……
オレはラルに言われて少し休む事にした。……うーん、まだグローブに使ってない機能があるのかな？
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