臆病なウサギと男勝りのチーター【REBORN】６ (ページ17)

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疾風255 ページ17

［桃花side］

桃花「話を進めてください、笹川了平。こうしてる間にも過去の彼らは弱くなるだけです」

獄寺「ンだと！！」

静弥「と、桃花…！」

了平「そ、そうだな。他にも話す事はいくつかあるがそれは後だ。いいか沢田

確かにこの作戦はボンゴレの存亡をかけた重要な戦いだ。だが決行するかどうかはお前が決めろ」

綱吉「なぁ！？オレがーー！？」

桃花「驚く事じゃないと思いますがねぇ…このアジトは貴方の物だと言うのに」

静弥「(桃花、も、もしかしてイラついてる…？)」

了平「現在、ボンゴレの上層部は混乱しているし10年前のお前達を信用しきったわけではない

ヴァリアーもあくまでボンゴレ9代目の部隊という姿勢だ。お前の一存で作戦全てが中止になるようなことはないだろう

だが、このアジトのことはここの主であるボンゴレ10代目が決めるべきだと極限にオレが言っておいた！！」

珠代「さ…笹川先輩…(凄い…)」

ﾘﾎﾞｰﾝ「でかくなったな、了平」

了平「期限は本日中だ。中止の場合は首脳にオレが伝えに行く。しっかり頼んだぞ沢田」

綱吉「なっ、ちょっと」

了平「師匠の話はまた……」

師匠…？あ、確か雨のアルコバレーノコロネロでしたね。……私としてはお母さんの話を聞いたいですが

了平「さーて、オレは極限メシ食って寝るっ！！！」

綱吉「そんな！困ります！待ってください！！どうしようリボーン！！責任重すぎるよーーー！！」

ﾘﾎﾞｰﾝ「ボスが情けねー声出すんじゃねえ。まずは5日後にお前の納得出来る戦力を確保出来るか考えるんだ」

ラル「5日後に予想されるクローム髑髏の状態とお前達の修業の仕上がりだな」

桃花「今の戦力ではかなり辛いと思われますがね」

珠代「そ、そうですよね…戦いに…なりますから…」

山本「なーに、修行についちゃオレ達がなんとかするって！なーー獄寺っ！」

獄寺「あ…ああ、任せてください。10代目！！」

桃花「……沢田珠代、静弥君。2人には今日中に武器に炎を灯してもらいます。休みなど無いと思いなさい」

「「え、えぇ！？」」

桃花「文句は聞きません。特に静弥君は強くなってもらわないと困ります。君は雲雀恭弥の跡を継がないといけないので」

静弥「桃花じゃないの！？」

桃花「馬鹿ですね、風紀財団を私が継げると？」

静弥「ば、馬鹿じゃないもん！」

桃花「ほら、早く行きますよ。今日中に灯せなかったら寝かせません！！」

…少しでも力をつけてもらわないと困りますから