臆病なウサギと男勝りのチーター【REBORN】４ (ページ7)

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疾風149 ページ7

［Noside］

京子「！お兄ちゃんやめて…！！ケンカはしないって約束したのに！！」

笹川京子は今の状況が普通のケンカと思っているみたいだった。黒川花は薄々とやばい事と気付いていて笹川京子を止めようとしていた

黒川「やめなよ、京子。やばいって」

京子「お兄ちゃん！」

了平「………ああ、確かに額を割られた時………もうケンカしないと約束した…」

再び、立ち上がろうとする笹川了平に驚くルッスーリア

了平「だがこうも言ったはずだ………『それでもオレも男だ…どうしてもケンカをしなくちゃならない時が来るかもしれない……しかし京子がそれほど泣くのならもうオレは…』負けんと…！！！」

綱吉「た…立った…！」

了平「みさらせ！！これが本当の」

ﾙｯｽｰﾘｱ「まったくしつこいわねえ。これで終わりにしましょ」

笹川了平は走り出し、ルッスーリアはフットワークをしながらジャンプし…

了平「極限(マキシマム)！！」

ｺﾛﾈﾛ「(妹を思う気持ちが細胞エネルギー伝達率を100％にしたぜ！！！コラ！！！)」

了平「太陽(キャノン)！！！」

ルッスーリアのメタル・二ーと笹川了平の右拳がぶつかり…

メタル・二ーが砕かれルッスーリアは「ぎゃあ！！！」と叫びリングの床に顔から落ちた

再び、右腕から血が出て使い物にならないと思っていたヴァリアーと笹川了平が大丈夫か心配していた沢田綱吉達は驚いた

ルッスーリアが叫ぶ中、沢田綱吉達は笹川了平のパンチが当たったことに喜びコロネロは笹川京子の手を引いて黒川花と笹川京子をリングから離した

息を整えながら痛みに堪えるルッスーリアを見下ろす笹川了平

了平「緊張感のあるいい戦いだったぞ。さあ、リングをわたしてくれ」

笹川了平がそう言った瞬間、ルッスーリアは首を横に振りながら否定の言葉を言い立ち上がった

ﾙｯｽｰﾘｱ「わたしはヴァリアーよっ。片足だって勝ってみせるわ！楽勝よ！！おほほっ」

綱吉「すごい執念だ……！！」

沢田綱吉がそう言った瞬間、リリアンヌが「違いますわ」と言い沢田綱吉側はその言葉に疑問に思った

ﾙｯｽｰﾘｱ「さあいくわよ！！続けるわよ！！早く！！」

ムエタイの構えをとるルッスーリア。
笹川了平は彼が焦っている事に気づき何故、焦っているのか聞いた瞬間ドンッという音と共にルッスーリアの背中から大量の血が出た