臆病なウサギと男勝りのチーター【REBORN】４ (ページ43)

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疾風185 ページ43

こっちに来る六道骸に合わせて僕も歩き出し前に出た

骸「風琳、見ていてくれましたか？」

風琳「見てたよ、で約束だけど…君が牢獄ってところから出たら1日だけ、付き合ってあげる」

綱吉「(んな！！そ、それって、デートって事だよね！！？)」

珠代「(や、やっぱりお姉ちゃん六道さんと距離近いです！！)」

骸「それは嬉しいですね、楽しみにしてますよ」

柿本千種と城島犬の方に行く六道骸の背中を見てからタマの下に戻った

すると、獄寺隼人が「てんめーー」と言いながらダイナマイトを出していた

獄寺「どの面下げてきやがった！！」

綱吉「ちょっ…」

山本「おい！獄寺！！」

珠代「だ、ダメですよ…！」

骸「それくらい警戒した方がいいでしょうねぇ。僕もマフィアなどと馴れ合うつもりはない

僕が霧の守護者になったのは、君の体をのっとるのに都合がいいからですよ。沢田綱吉」

獄寺「なっ、やはりてめーっ」

綱吉「あっ、ちょっ、待って獄寺君！！」

獄寺「！？」

綱吉「と、とりあえず…あ……ありがとう」

六道骸は軽く笑い疲れた、と言って…クローム髑髏の姿が現れた。あれは憑依だったのか……獄寺隼人達にした時とは違うね…

柿本千種と城島犬が帰っていく姿を見てるとチェルベッロが口を開いた

ﾁｪﾙﾍﾞｯﾛ「勝負は互いに3勝ずつとなりましたので」

ﾁｪﾙﾍﾞｯﾛ「引き続き争奪戦を行います。明日はいよいよ争奪戦守護者対決最後のカード、雲の守護者の対決です」

……恭の番、ね。そうだ、いい事思い付いた

風琳「タマ、明日恭の為に包帯とか用意しておいてよ」

珠代「え！？」

風琳「恭が負けるとは思わないけどさ…念のため、ね？」

珠代「で、でも……」

風琳「タマが手当してくれたら僕も恭も元気になるのに？」

珠代「うっ……わ、分かりました…一応ですが、持ってきます」

風琳「いい子だね」

フフッ、と笑いながら僕はタマの頭を撫でて近くにいたリリアンヌに帰ることを赤ん坊達に聞こえないように伝えた

恭と待ち合わせしていた河川敷に行くと…ワォ！あの子、跳ね馬と戦っているよ

ロマーリオさんと草壁が見てるから2人に声を掛け、霧の守護者でこちらが勝ったことと先に家に帰ることを伝え帰宅した

道着と袴に着替え、道場に行き正座をして瞑想を始めた…と、言っても頭の中は明日のスケジュールしか無いんだけどね……けど、少し嫌な予感がするな…