臆病なウサギと男勝りのチーター【REBORN】４ (ページ5)

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疾風147 ページ5

［Noside］

落胆の声を出す沢田綱吉達。しかし、笹川了平は…「いいや、確かに当てたぞ」と言った

その瞬間、照明が割れた。笹川了平とリボーン、コロネロを除く全員が驚いてる中笹川了平は連続で右ストレートをくり出し全ての照明を割った

了平「これでやっと貴様とイーブンの状態でやりあえそうだな。刮目！！！」

獄寺「芝生頭のやつ！！」

珠代「これで見えます…！」

リボーン「はなっから照明を狙ってやがったんだ」

ﾙｯｽｰﾘｱ「目が開こうが閉じようがどうでもいいわ。それよりも信じがたいのは照明を割るほどの拳圧よ」

ベル「ルッスーリア、奴の体をよく見てみなよ」

ベルフェゴールにそう言われ、ルッスーリアは笹川了平の体に塩の結晶がついてる事に気付いた

ﾙｯｽｰﾘｱ「なるほど、脱水症状により吹き出した汗の水分のみが照明の熱で蒸発し汗に含まれる塩分は残る。その塩分を拳にのせ散弾のように放ったってわけね…なはんだ…」

了平「気づいたところでもう遅いぞ」

ﾙｯｽｰﾘｱ「おほっ、おほほほ、あまり笑わせないで！腹筋がもっと割れちゃうわ」

了平「なに…」

ﾙｯｽｰﾘｱ「私がちょっぴりヒヤッとしたのは拳圧で照明を割ったと思ったからよ。
だってそんなことをしたのは光り輝くパンチを放ったと言われる初代の晴の守護者だけなんだもの。
でも、その程度の猿芸なら私にもできるわ」

ルッスーリアはそう言うとフットワークを始め笹川了平の前に出て同じように右ストレートをくり出し照明を更に割った

沢田綱吉達が驚く中、リリアンヌとリボーンは冷静に解説をした

リボーン「いいや、それ以上のテクニックを要するぞ。よける了平の体の塩を拳圧で吹き飛ばしている」

ﾘﾘｱﾝﾇ「まさにヴァリアークオリティですわね」

綱吉「ヴァリアー…クオリティ…？」

沢田綱吉がそう聞き返すとリボーンはヴァリアークオリティについて解説をした

リボーン「ヴァリアーは人間業では到底クリア出来ないと言われる殺し(ミッション)をいかなる状況でも完璧に遂行してきた殺しの天才集団だ。
その悪魔の所業ともいわれる殺しの能力の高さを人々は畏怖の念をこめてヴァリアークオリティという」

ﾙｯｽｰﾘｱ「さすがリボーン、よく言えたわね♡わかったかしら、私達とあなた達では実力に差がありすぎて遊びにはなっても戦いにはならないのよ」