臆病なウサギと男勝りのチーター【REBORN】４ (ページ11)

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疾風153 ページ11

雨に雷、か…タマ大丈夫かな…

僕は自室で母に任された書類を捌いていた。すると、電話がかかってきて……

風琳「もしもし」

草壁《せ、生徒会長！大変です！》

草壁曰く、見回りをしていた風紀委員が午後11時になるというのに沢田綱吉達に怪しげな黒い服を着た人達が校内に入ったとのこと…

ふーん…これは……

風琳「様子見して明日の夜に…咬み殺さなきゃね」

携帯をパタンと閉じて目を細めて口角を上げた…さて、今日は何をしているのか……

［Noside］

雲雀風琳が草壁哲矢からの電話に出ている間、ランボvsレヴィ・ア・タンの戦いが始まっていた

エレットゥリコサーキットの仕組みで落ちてきた雷に感電したランボだったが電撃皮膚(エレットゥリコ・クオイオ)で無事だった

しかし、嫉妬の炎に燃えたレヴィに蹴られたり殴られたりし…10年バズーカを撃った

そして、ギョウザを食べていた10年後のランボが現れた

ﾗﾝﾎﾞ「ギョウザが最後の晩餐になるとは……」

綱吉「大人ランボ！！！」

大人ランボを知らない面々は見たことのない大人に驚いていた

了平「何だ、あいつは…」

山本「ツナの知り合いだろ？」

綱吉「やばい、呼んじゃったよ～！！」

ｽｸｱｰﾛ「うﾞおﾞぉい！！何だ、ありゃあ！？部外者がいるぜぇ！！」

ﾁｪﾙﾍﾞｯﾛ「いいえ、彼は10年バズーカにより召喚されたリング保持者の10年後の姿です」

ﾁｪﾙﾍﾞｯﾛ「よって彼を候補者と認め勝負を続行します」

ベル「へー、面白いじゃん」

ﾏｰﾓﾝ「初めて見たよ」

そんな中、沢田綱吉が大人ランボに謝っていたが

ﾗﾝﾎﾞ「やれやれ、謝らないでください。こうなる気はしてたんです…それに若きボンゴレ。こう見えてもオレはやる時はやる男ですよ」

綱吉「うん、知ってる…(肝だめしの時も───…ハルが危なかった時も───…)知ってるよ！！」

ﾚｳﾞｨ「オレより目立つな」

ﾗﾝﾎﾞ「お前がヴァリアーか。それは無理な相談だ、オレにはスター性があるからな」

大人ランボは角をつけ「サンダーセット」と言い雷をその身に受けた

ﾏｰﾓﾝ「避雷針を無視して雷を呼ぶとは、ちょっと驚いたね」

リボーン「あれだけの電流を角にとどめておくのは奴の体質があって初めてできることだぞ」

綱吉「あの技そんな高度だったの～！！？」

大人ランボが攻撃を繰り出そうとしたがレヴィが背中のパラボラを全て開いた