天気の変わり目《オリジナル》 (ページ4)

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雨の日2 ページ4

そんなこんなで僕は1人雨宿りをしていた

誰も知り合いが通らないため傘に入れてもらう
なんてこともできない

「はあ…」

今日は朝から散々だ…

約束に遅れそうになるし

ドタキャンされるし

雨は降るし…

「うわぁ!」

びっくりした

目の前で歩いている人の傘が
壊れてしまったのだから

「だ、大丈夫ですか？」
と声をかける

すると、

女の人は困った顔で
「えぇ、大丈夫です。」
と言った

まあ…そこから2人で雨宿りをすることに
なったんだけど…なんか

気まずい！！

女性「雨…やみませんね」

僕「え、あぁそうですね」

女性「私は、伊藤Aといいます。

貴方のお名前は？」ニコッ

僕「や、山本晴人っていいます」

A「いいお名前ですね、
やっぱり…覚えてないんだ…」ボソッ

僕「え？」

A「いえ、雨やみませんし

ここで少しお話ししませんか？」ニコッ

僕「はい、いいですよ！」

A「じゃあ晴人さんと呼んでいいですか？」

僕「全然大丈夫です！敬語もいいですよ

僕もAさんと呼んでタメ口でいいですか？」

A「うん！よろしくね！」