愛が止まるまでは…*#～Peace!～【M.Nakai】 (ページ19)

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「…あ、中居さん。」

中居「楽屋から怒鳴り声とかしてたけど笑」

「…すいません、お騒がせして。」

中居「や、いいんだけど。そんなに仲良くないの？笑奈乃香ちゃん、嫌いなんだ？笑」

「…まあ。…そうです、ね。」

曖昧に頷けば、爆笑しだす中居さん。

それに胸が締め付けられて、思わず、慌てて否定した。

バカじゃねーの。って笑って、じゃあね。とマネージャーさんと一緒に帰って行く。

「…あの。下までご一緒でもいいですか？」

中居「ああ、いいよー。」

すぐ離れるのが寂しくて。

同じエレベーターに乗って、下まで行く。

中居さんは、おもむろに煙草を取り出して、火を付けた後、あ。と私を見た。

中居「ごめん、いい？」

「どうぞ。気にしないで下さい。」

中居「まあ、もう着いたけど笑」

そう言って笑うと、さっさとエレベーターを降りて、車に向かって行く。

ふと振り返り、私に笑顔で右手を挙げると、颯爽と車で去って行った。

…何あれっ//←

しばらく、そこに立ち尽くしたまま。

ドキドキと高鳴る心臓を抑えられずに、呆然と中居さんが去って行った方を見ていた。