愛が止まるまでは…*#～Peace!～【M.Nakai】 (ページ11)

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飛行機の中。

涼乃以外は、全員熟睡してる。

涼乃はアイマスクをしてるけど、たぶん寝れてない。

でも、私も眠気が襲ってきて、気が付いたら意識は途絶えていた。

・・・・・

桃井「着いたわよ。起きなさい。」

「ん…」

桃井「寝れた？先に出ないと騒ぎになっちゃうから。急いで準備して。」

「はぁい…」

周りを見ると、もう皆起きていた。

身の回りを整頓して、鞄を持ったところで、飛行機が止まる。

急いで席を立って、飛行機から降りた。

帽子をしっかりと被る。

有紀はサングラスをしていて、奈乃香はマスクに伊達メガネに帽子。

紗有里は伊達メガネをしていて、涼乃は帽子のみ。

奈乃香の念の入れように桃井さんは苦笑いしていた。

事務所の人が回してくれていた車に乗って、フジテレビに向かう。

その中でも、ほぼ全員が寝ていた。

桃井「大丈夫なの？涼乃。病気は。」

涼乃「大丈夫ですよ。…心配しないでください。」

桃井「そう言われても心配するわよ。…無理しないのよ。」

涼乃「無理でもしないと、この仕事は出来ないですから。」

桃井「…でも。それで死んじゃったら、元も子もないからね。」

涼乃「わかってます。」

夢うつつの中。

この会話だけは、はっきりと耳に入ってきた。