流石 ページ8
貴「それでは、第1回本丸ドッチビー大会を行います！」
大声で宣言するとちらほらと拍手が沸いた。他にはどっちびー…？という困惑の声が上がっている。
貴「ええと、ドッチビーっていうのはこのフリスビーを投げて相手に当てるゲームです！ボールだと当たったとき痛いし、捕り損ねた時に突き指とかするといけないのでビーを用意しました。」
ばばーんとフリスビーを掲げると
今「どうやってあてるのですか？」
貴「こうやって…。」
腕をふって投げるとフリスビーは風にのって飛んで行き、ぱさっと適当な所に落ちた。
貴「ちょっとコツが入りますけど多分大丈夫です！」
細々としたルールを説明してから、枝で地面を引っ掻いてコートを作る。色々な組み合わせでやりたいとのことだったので初外野は内野に戻らない事にして始める。ビーを最初に持つのはじゃんけんに勝った信濃様チームだ。因みに柳星様もこのチームにいる。
信「それじゃ…行くよ！」
びゅっと風に乗って高く舞い上がったビーを外野で柳星様がキャッチする。
審「えいっ！」
投げたビーは内野までは届かず相手の内野で五虎退様が拾う。
五「それっ！」
厚「よっ…と！」
秋「わっ。」
今「ばびゅーん！」
乱「あーん、上手く飛ばないよー！」
鯰「おらっ！」
骨「…(ﾋﾞｭｯ)。」
普通に子供がやってる時には見れない超人的な技が次々と繰り出される。その場で助走なしのバク宙をキメたり、飛び上がってよそ見をしている子を狙い撃ったりと物凄いゲームが繰り広げられている。１戦目が終わり、２戦目３戦目……が終わると日はとっぷりと暮れて東の空には月が浮かび始めていた。
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皆さん、お久しぶりです…。作者のきつねです。ほんっとに亀更新で申し訳ありません！もうすぐ最後の更新から１ヶ月たつところでしたね…。違う小説のネタは浮かぶのにこのお話のネタは浮かばない！みたいな状況が続いてまして…。取り敢えず、今年中にあと一回は更新するつもりなので楽しみにしていただければと思います。ネタが浮かんだらその分更新すると思います、…多分。
という訳でどうぞ宜しくお願いします！
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作者名：きつね | 作成日時：2018年10月31日 20時
