元私の本丸参の巻 (ページ32)

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決意ページ32

食べ終わったあと、片付けは僕がやっておくからと言われたのでそのまま大広間を後にした。部屋の端末を開いて本丸内にいる人物、というファイルから自分の名前を探す。

『菖蒲

履歴
22XX No.17932本丸に役人として赴任。役人名は菖蒲。

22XZ 審神者を退職。

22YY No.17932本丸に審神者として赴任。審神者名は菖蒲。』
そう大した時間もかからずにそれは出てきた。セキュリティロックすらかかってない。入れるのは端末のパスワードを知っている審神者や役人それにパスワードの確認なく入れるこんのすけだけだからこのくらいの情報だったら必要無いのだ。これが真名、とかだったら別かも知れないが。

端末を閉じ、ため息をつく。
こんなところに…ね。

それでだ。
そう、それより、それよりもだ。
何で鶴丸はそれを言ったんだ？
私がこの本丸の元審神者だと知らせて何の得がある？

ただの驚かせたかっただけ…、ではないな多分。

もう一回鶴丸から話を聞くべきだ。
私のせいであんな風に泣く刀剣男士が二度と出ないように。

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これ、書く途中非公開にしてたのを間違って外してしまったのですが書きかけのやつ見た人いましたら本当に申し訳ありません。すぐに直したのですが…。

こんなこと言ってからでアレなんですが、新しい長編を作りました！
「機械仕掛けの私達」
という作品です。通常検索で「元私の本丸」って検索すると私が書いた作品は全部出てくるので是非見てくださいね。