★君がいるから僕がいる☆6 (ページ20)

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雅side

なんとか落ち着いて後は食べるだけ

潤が焼いてくれるのを待ってると

潤「おまちどーさま皆いいよ〜」

祐「わーい！」

すごい勢いで皿に盛っていく

貴「おまえ、ちゃんと食えよな！」

祐「食べるもん！」

貴「変わりに食べないからな！」

そう祐は少食なんだよなー

テンション上がって何故か、いつも盛り過ぎて食べきれず結局、貴か翔兄が食べてるのだ

皆それぞれ思い思いに食べてるんだけど…

智「…雅？」

「ん？」

智「…食べてる？」

「…うん…あまりお腹空いてないんだよね…」

智「…そか…」

「バレてた？」

智「んにゃ？成は気づいてるんじゃない？…おいら気づいたの今さっき」

最近お腹が空かなくて…皆のご飯作りながら
こっそり別にスープ作って、マグカップに入れては部屋に逃げてた…

同じく料理担当してる彼にも、気づかれないのを願って
・

・

・
しばらくして

明日も早いから帰る事にした

祐「楽しかったー」

皆の声をBGMにしながら、支度をゆっくりやってたら

祐「ね！雅兄！」

「へ？」

祐「聞いてなかったのー」

「…ごめん」

智「ほらほら、疲れてるみたいだしねぇそっとしてあげてね？」

はーいと言うと車の方へ走ってった

「ありがとう」

智「溜め込む前に言うんだよぉ？」

「…うん」