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瓦の屋根でどことなく懐かしい雰囲気。
高い建物はなく、都会という感じでも無い。
あ「鈴〜あれなんだろうね?」
おっきくて四角い物が大きな音を出して走り去る。
それより小さな物しか多かった。
時々ププー――と音が出て止まる。

鈴「クゥ?」
あ「鈴も分かんないんだね」
えーっと、平釜平原に行く時確かあったもの…。
あ「!!お寺をめざそー!」
お寺だ。
正天寺って言うお寺を通った気がする。

あ「あの、正天寺ってどっちに行けば―――」
スカッ
女の人に話しかけようとすると、女の人は私の体をすり抜けた。
そして、何も無かったかのように歩いて行った。

あ「あれ…?鈴、私達見えなかったのかな。あの女の人」
鈴「クゥゥ!」
そっか、忘れてた。
人は妖怪見えないんだ。
あ「でも、他の所のことも知ってた方がいいよね」
折角なので、この町を探検することにした。
駅、商店街、池――――
時間の許す限り、探検した。

あ「もうすぐ帰らないとなぁ」
日は沈みかけて、暗くなり始めた。
オ「A!!」
あ「オロチ!どうしたの?」
オ「どうしたもこうしたも無い!!今までこの桜町に居たのか!?」
あ「うん。色々見てた。ね、鈴」
鈴「クゥゥ!」
オ「ほら、早く帰るぞ。夕食が冷める」
あ「そういやお腹すいた…。鈴帰ろ−!」
鈴の頭によじ登って言った。
鈴「クゥーー!」
鈴の足が地から離れた。
平釜平原にある私のお家の方向へオロチと一緒に飛んだ。

――――――
桜町かな?
60年前だから。
次どうぞ!

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スターフラン(プロフ) - 美香さん» 私もそれを見て学びました!面白いですよね、ナビルナ! (2016年1月31日 15時) (レス) id: d44d9ad5fa (このIDを非表示/違反報告)
美香 - 私も少しだけど九字が分かります!私はナビルナと言う本で知りました!みてくれるといいな〜と思います! (2016年1月30日 10時) (レス) id: c492ea5fd1 (このIDを非表示/違反報告)
スターフラン(プロフ) - はい!頑張りました!! (2015年10月9日 7時) (レス) id: 019669092b (このIDを非表示/違反報告)
ふぶき姫と百鬼姫の夫はこの俺だーー!! - 頑張ってください!! (2015年10月7日 17時) (レス) id: 59fc82a1c0 (このIDを非表示/違反報告)
スターフラン(プロフ) - 頑張るよ! (2014年11月29日 18時) (レス) id: 019669092b (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ヴィクトリア†・スターフラン | 作成日時:2014年10月2日 17時

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