41: ページ44
翌日…
Aは敦と鏡花を誘って、クレープを買いに行った。とある公園のベンチに腰を掛けクレープを食べる鏡花。
「美味しい?」
と鏡花と敦に聞くA。
「うん…美味し」
「僕まで…ありかどうAちゃん」
すると鏡花の携帯から艶のある女性の声で、
〔夜叉白雪…〕
「中島さん危ない!!」
とAが咄嗟に叫ぶが
遅かった…
夜叉白雪の刀で壁に貼り付けになる。
赤色の液体が飛び散った。
「愛しの鏡花や
勿論Aもじゃ…」
そこには和傘を指した尾崎紅葉の姿があった。
「所詮、闇の華は闇にしか憩えぬ」
短剣を構えた鏡花の目の前に手を出して、「駄目」だと云うように首を振ったA。
「勝手に決めつけないで下さい
私も泉さんも自分の意志で探偵社に居ます」
するとツゥーと一筋の涙を零す
「光を見てはならぬ
鏡花もAも…闇にしか憩えぬ」
その声から尾崎の過去が投影されていた。
「すまんが…」
“金色夜叉”と尾崎が呟くと後ろから夜叉白雪と似通った殺戮の異能が顕現した。
「姉さま、彼を連れて逃げて」
携帯を耳に当て夜叉白雪を動かす鏡花。出血をしている敦は意識朦朧としながらも
「駄目だ鏡花ちゃん」と止めようとする。
夜叉白雪と金色夜叉が刀を、合わせようとした瞬間
「やめてください!!夜叉白雪、金色夜叉」
とAが叫ぶ。咄嗟に空に手を翳す
すると急に動きを止める鏡花の異能と尾崎の異能
Aの言葉に反応していた。
「刀を、……控えて、」
すると夜叉白雪も金色夜叉も刀を降ろす。
呼吸が不規則になりながらも、尾崎に向かって強く訴えた。
「貴女も嘗て、身勝手な
私を泉さんを歪める
すると
｢頭､下げて下さーい｣
賢治の声が聞こえたのと
車が飛んできたのは同時だった
｢おー飛んだ､飛んだ｣
｢大丈夫か､敦、A、鏡花｣
続いて国木田もきた
｢探偵社の毒虫め……
鏡花にこれ以上毒の光を見せるな!｣
｢組織同士の全面戦争と云う訳か……この忙しい時に｣
｢ワァ､タイミング最高｣
2人の組合の人たちが現れた。
田舎風の青年と、不思議な気配を纏った長い髪の男性。
するとAがバッと上を見上げる
そして誰しもが従うような強い声で叫んだ。
「全員！！伏せろ!!!」
地面が大きく揺れ、上からとんでもない圧がかかった。あまりの衝撃にAも気を失ってしまった。
- 金 運: ★☆☆☆☆
- 恋愛運: ★★★☆☆
- 健康運: ★★★★★
- 全体運: ★★★☆☆
ラッキーアイテム
革ベルト
ラッキーカラー
あずきいろ
ラッキーナンバー
8
ラッキーアルファベット
X
ラッキー方角
西 - この方角に福があるはずです
おみくじ
おみくじ結果は「末凶」でした！
ラッキー食べ物or飲み物
抹茶ラテ
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 148人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
御影(プロフ) - 綾田さん» コメントありがとうございます！ (2023年1月10日 7時) (
レス) id: e37802ecfa (このIDを非表示/違反報告)
綾田 - 夢主がめっちゃかわいいっ！？です。どんな子なのかな？と読み進めてたら、好みドンピシャで……マジかわいいです。ありがとうございます。 (2023年1月9日 21時) (レス) @page13 id: 9d196278d5 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：御影 | 作成日時：2022年5月29日 22時
