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電車に乗って、殺人事件の現場まで来た乱歩と敦とA。付近には川があり絶対に太宰が居ると確信したA
すると、現場の指揮をしていた昭和の雰囲気漂う男性刑事が乱歩達に気づく。
「遅いぞ！探偵社！」
「ん、きみ誰？安井さんは？」
乱歩が知っている刑事とはまた違う刑事らしい。
「俺は箕浦、安井の後任だ。本件はうちの課が仕切る。貴様ら探偵社は不要だ」
「莫迦だなあ。この世の難事件は須く名探偵の仕切りに決まってるだろう?」
現場に来て早々、乱歩達を追い払おうとする箕浦と格好いい台詞をサラッと云う乱歩。
Aは川で証拠など網で探している鑑識に御願いをして指さした場所を網で掬ってもらう。
「ひ、人だ！！人が掛かってるぞ！！」
鑑識が叫ぶ。
「第二の被害者！？」
箕浦が驚いて鑑識の方を向き、引っ掛かった人物を見た。するとAが首を横に振り箕浦に云った。
「違いますよ…箕浦刑事、
この人は探偵社の社員の太宰さんです」
「やぁ、仕事中？お疲れ様」
敦が呆れながら「またですか」と云う。Aが網に掛かった太宰を引っ剥がす。
箕浦は「またなのか？」と云いたげな顔をしていた。
被害者のブルーシートが捲られ、女性の魂無き器が顕となる。胸に三発、銃で撃たれていた。
江戸川、太宰、敦、Aは黙祷を捧げた。
女性は山際という名で、近くにいた杉本巡査の先輩らしい。
｢よし杉本君今から君が名探偵だ!60秒でこの事件を解決しなさい!｣
乱歩が行き成り杉本に無茶振りをした。慌てる杉本。
｢へぇッ!?へっ､あ､え!?いくら何でも60秒は｣
｢はいあと50秒｣
｢そ……そうだ山際先輩は政治家の汚濁疑惑 それにマフィアの活動を追っていました
マフィアの報復に、似た殺し方があった筈です！もしかすると、マフィアに殺され…｣
「違う、マフィアの報復の手口は身分証と同じだ 細部が身分を証明する｡
マフィアの手口はまず裏切り者に敷石を噛ませて､後頭部を蹴りつけ顎を破壊｡
激痛に悶える犠牲者をひっくり返して胸に三発｣」
「(太宰さんは元マフィアですからね)」
Aが納得したように頷く。
「この手口マフィアに似てるがマフィアじゃない。つまり…」
「犯人の偽装工作!!」
気付いた箕浦が叫んだ。ショックを受けた杉本が云った。
「そんな…偽造のためだけに、遺骸に二発も撃つなんて…」
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御影(プロフ) - 綾田さん» コメントありがとうございます！ (2023年1月10日 7時) (
レス) id: e37802ecfa (このIDを非表示/違反報告)
綾田 - 夢主がめっちゃかわいいっ！？です。どんな子なのかな？と読み進めてたら、好みドンピシャで……マジかわいいです。ありがとうございます。 (2023年1月9日 21時) (レス) @page13 id: 9d196278d5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：御影 | 作成日時：2022年5月29日 22時
