救世主(一応) ページ21
私は不死川さんと無一郎と別れて自分の屋敷まで歩いていった。
その時ちょうど太陽も沈みかけていった。
『綺麗な夕日だなぁ。この夕日を不死川さんと2人きりで見たかったなぁ』
そう、不死川さんと2人きりで。
鬼さえいなかったら2人で幸せにこの夕日を見られてたかもしれないのに。
鬼さえ居なければ私の家族も殺されなかったのに。
私は綺麗な夕日を見て気分が良くなるどころか逆に悪くなっていった。
皆、私の事を優しいとか甘すぎるとか言ってるけど実際は優しくもないし甘くもない。
ただただ復讐心の強い鬼殺隊の剣士。
もう自分にも他人にも甘く、優しくするのはやめよう。
私は自分らしく生きて鬼を倒していこう。
そう固く心に誓った。
そんな時まさかの出来事が。
?「Aちゃんみーつけた」
『!!』バッ
?「わぁ!流石Aちゃん。動きがいいね」
そう笑いながら言ってくる女。
待てよ・・・。この女どこかで・・・
そう思った時、女の後ろから鬼がでてきた。
鬼「かな様〜こんな所で何してるんですか」
!!私はその鬼の言葉を聞いて言葉を失った。今、かなって言ったよね?
まさか・・・?
かな「ふふっびっくりした?私はかなよ」
かなさんが・・・鬼と?え?え?なんで一緒に居るの・・・?
かな「驚きすぎて言葉も出ないのね。Aちゃんにいいこと教えてあげる。私は鬼なんだ。最初からね。産屋敷邸を探すために鬼殺隊にまで入り込んだ」
かな「そして、私は予定通り産屋敷邸を見つける事が出来た。無惨様にも報告したし産屋敷はもうすぐ死ぬ」
そんな・・・そんな・・・まさかかなさんが鬼だったなんて・・・。
私は動揺を隠せなかった。こんな時は焦っちゃいけないのに焦るしかなかった。
そんな時誰かが、私を助に来てくれた。
?「お?丁度いいくらいの鬼がいるじゃねぇか」
『?』
かな「?」
鬼「?」
?「こんな女の鬼なら俺でも殺れるぜ」
『!!誰か知らないけどその鬼に近づいちゃダメ!』
私はそう叫ぶが男の子には届かなかった。
?「お前は引っ込んでろ。俺は安全に出世したいんだよ。出世すりゃあ上から支給される金も多くなるからな」
引っ込んでろって言われても私、柱よ?貴方より階級上よ?
?「俺はそれだけのために鬼を斬りに来たんだ。とりあえず俺はそこの女の鬼を倒して家に帰るぜ」
?「おら!」
『っ、ダメ!!』
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ノヴァ - サ…サイステ先輩ダトオ! (2020年12月28日 14時) (レス) id: 86a464f090 (このIDを非表示/違反報告)
オラフ(プロフ) - ピカさん» サイコロステーキ先輩出してみた!累くんのとこではまぁ・・・生き残ったって事で(´˘`*)← (2020年4月22日 23時) (レス) id: 3fabf452d2 (このIDを非表示/違反報告)
ピカ - 21ページにサイコロステーキ先輩がいるんだけど(゜ロ゜) (2020年4月22日 22時) (レス) id: 96a9a77822 (このIDを非表示/違反報告)
オラフ(プロフ) - 海豚さん» 続編でたよー!それはやだ…!!夏休みは欲しいよぉ(TT) (2020年4月19日 10時) (レス) id: 3fabf452d2 (このIDを非表示/違反報告)
海豚 - オラフさん» 続編みるよ!学校から毎日メールが送られてきて、今日は教科書のここをとけ、ここの感想かけってくるんだよね……めんどいw私のお父さんがこの間「夏休み無くなるんじゃない?」って言ってた。 (2020年4月19日 10時) (レス) id: 461f97c6cf (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:オラフ | 作成日時:2020年3月29日 0時