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ページ24

「銀ちゃーーん!」



「銀さーーん!」


ドタドタと走る一人と一匹分の大型わんこの足音と共に新八と神楽、そして定春が駆け付けてくる。ようやくこれで万事屋が全員集合することができた。


「銀さん!Aちゃんは!?」


「煩ェぞぱっつあん。Aは今お昼寝の時間だ。」

「ってことは、Aちゃんは…!」


新八の声が歓喜に溢れると共に、神楽が定春から降りて彼女の顔を覗き始めた。


「銀ちゃん、A、いっぱいケガしてるヨ。早く病院連れて行くネ。」


銀時も神楽に言われて改めてAを見てみると、確かに手足などから血が滲んでいる。新八もその様子を見て眉を潜めた。


「そうだね。銀さん、早く連れていきましょう。」

「あぁ。」









「だ、旦那…」



弱々しい声にようやく銀時たちは血まみれで床に伏している山崎の存在に気がついた。すぐに調子を戻した銀時は木刀を腰にさして頭をカリカリかく。全く山崎の存在に気がつかなかった。


「あれ?ジミー、お前もいたアルか?全然気づかなかったネ。」


神楽の素直な言葉が、逆に山崎の心の傷をえぐる。言い訳するのも女々しいが、まがりなりにも、Aを助けようとしてこうなったわけで…少なくとも彼女の命を救うことに貢献したはずだった。


「………理不尽だ。」と、この時ほど心の底から思ったことはないと山崎はいう。



新八としては、そんな山崎の扱いに苦笑することしかできなかった。

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設定タグ:銀魂 , 坂田銀時 , ジャンプ   
作品ジャンル:SF
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早桃 - めっっっちゃ好きです、、、。これは神作品に出会ってしまったぞ!続きが気になりすぎますゥ゛ゥ゛ゥ゛! (2022年4月5日 23時) (レス) @page31 id: 636f4996a9 (このIDを非表示/違反報告)
printemps(プランタン)(プロフ) - ナツメさん» よろしくです!! (2020年6月11日 7時) (レス) id: adf0bec428 (このIDを非表示/違反報告)
ナツメ(プロフ) - printemps(プランタン)さん» プランタン様、コメントありがとうございます!更新を喜んでいただいて嬉しいです。今後ともよろしくお願いします!! (2020年6月11日 2時) (レス) id: a56d032004 (このIDを非表示/違反報告)
printemps(プランタン)(プロフ) - わーい!更新されてら (2020年6月9日 9時) (レス) id: adf0bec428 (このIDを非表示/違反報告)
ナツメ(プロフ) - 常夏さん» 常夏様、返信が遅くなり申し訳ありませんでした。コメント、ありがとうございます!!今回漸く更新しました。スローで申し訳ありませんが、頑張って今後も更新できればと思います^_^ (2020年6月9日 4時) (レス) id: a56d032004 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ナツメ | 作者ホームページ:http  
作成日時:2019年12月25日 20時

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