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魂の行く末 ページ13

―――――――…


「――――――…」

僕が目を覚ましたとき、一番に目にしたのはぼやけた真っ白な天井だった。すぐ脇に置いてあった眼鏡をかけた後に何気なく頭に手をやるとしっかり包帯が巻いてある。


「僕は…」


一体、何をしていたんだろう?そう疑問に思った瞬間、ドアがガラリと開いた。


「――目が覚めたようだな。」


半ば驚いたように目を見開きながら現れたのは、黒い隊服に身を包んだ土方さん。それを見ながら、僕は呆然と口を開いた。


「…土方さん。僕は、一体…それに、ここはどこですか?」

周りを見渡しても、特に見知ったものは何もない。実に殺風景なところだった。


「……落ち着け。テメェーらは怪我を負ってこの大江戸病院に運ばれた。」


え?と僕は大きく目を開く。




「安心しろ。テメェーとチャイナは特に異常はないそうだ。チャイナはテメェーよりも少し前に目覚めて食堂で食いもん食ってる。あの食欲だと今日中には退院だとよ。それに、三丁目のジジイもウチが無事保護した。怪我も擦り傷程度で、命の心配もない。」



土方さんは淡々と説明する。


「三丁目――…怪我――…――――!!
土方さん!!Aちゃんは!?それに銀さんも!!」


僕が切羽詰まった様子で土方さんに駆け寄ると、その勢いが怪我に響いたのか、ズグリと頭が痛くなる。思わず僕は顔を歪めた。


「だから、落ち着けって言ってんだろーが。ったく。万事屋はテメェーの隣のベッドだ。刀傷が三本もあった割に全て急所をはずしてたんだと。奴は化けもんか?」


隣を見ると、顔中に絆創膏をはり、頭に包帯を巻かれて横たわっている銀さんを見つけた。銀さんの規則的な呼吸に思わず安堵の息をはく。


「っで…土方さん、Aちゃんはどこなんですか?彼女も保護してくれたんですよね?」



「…………」


土方さんの無言が何を意味するのか、すぐに分かった。



ガラガラと病室のドアが開く。
現れたのは沖田さんと原田さんだった。

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設定タグ:銀魂 , 坂田銀時 , ジャンプ   
作品ジャンル:SF
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早桃 - めっっっちゃ好きです、、、。これは神作品に出会ってしまったぞ!続きが気になりすぎますゥ゛ゥ゛ゥ゛! (2022年4月5日 23時) (レス) @page31 id: 636f4996a9 (このIDを非表示/違反報告)
printemps(プランタン)(プロフ) - ナツメさん» よろしくです!! (2020年6月11日 7時) (レス) id: adf0bec428 (このIDを非表示/違反報告)
ナツメ(プロフ) - printemps(プランタン)さん» プランタン様、コメントありがとうございます!更新を喜んでいただいて嬉しいです。今後ともよろしくお願いします!! (2020年6月11日 2時) (レス) id: a56d032004 (このIDを非表示/違反報告)
printemps(プランタン)(プロフ) - わーい!更新されてら (2020年6月9日 9時) (レス) id: adf0bec428 (このIDを非表示/違反報告)
ナツメ(プロフ) - 常夏さん» 常夏様、返信が遅くなり申し訳ありませんでした。コメント、ありがとうございます!!今回漸く更新しました。スローで申し訳ありませんが、頑張って今後も更新できればと思います^_^ (2020年6月9日 4時) (レス) id: a56d032004 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ナツメ | 作者ホームページ:http  
作成日時:2019年12月25日 20時

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