死にたい少女は懺悔する 3 【ツイステ】

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「そっか……きっと喜んでくれると思ったんだけどな……」




しまった！
今のはさすがに言葉足らずだったか！？
どうしよう…何とか誤解を解かないと…！！





『いや、違うんです！そんなつもりで言った訳じゃあ……私はその、すごく嬉しかったと！

もう二度とこんな綺麗にはなれないくらいって意味で……』





「いいよ。そんなフォローしてもらわなくても…
オレが好きでした事だから。」




やばい……
弁解をするどころか怒らせている。


なんでいつもこうなんだろう…。
手先だけじゃなく、言葉まで不器用だなんて…




『本当に違うんです！！
フォローなんかじゃなくって！
その！…なんて言えばいいの…？』




「ほんと、けーくんガッカリ…」





『……！？！！！』









焦れば焦るほど言葉が出てこない。









──くそ…！どうしたら伝わるんだ…！！




何も出来ず1人アタフタしていたその時…







──パシャッ！





『！！？！』




すごい光と共にシャッター音が響き渡った。





「……プッハハッ…あっははは！！」



『……だ、だから誤解なんです。』



何故ダイヤモンドさんがスマホをこっちに向けて笑ってるのかは謎だけど、とりあえずもう一度誤解という事を念押しする。



それを見たダイヤモンドさんはおかしかったのか、更にお腹を抱えて笑い始めた。



「あはははっ！！
わかってるっ…わかってるって！はぁ…
ふぅ…そんなことはじめからわかってたよ。」



『……？？』



「ぷッ…まだ気づかないの？
ちょっとからかっただけだって！」



私が困っているのに尚、笑い続けるダイヤモンドさんを見てようやく理解する。



『……じゃあ今まで遊ばれてたんですか？私』




「うん！そういう事だねっ！

にしてもよく撮れたなぁ〜この写真。
これこそマジカメ映えってヤツ？」



そんな…じゃあ何のために私は…



ていうか、やっぱあの時写真を撮ってたのか…！？
しかも…マジカメって──




『載せちゃうんですか…？』



「載せちゃおっかな〜？」



『いやー！！絶対嫌です！
そんな間抜けな写真、載せられたらこれまでの私のイメージが…！』




そんなことされたらこれからの私生活がっ…




「いや、イメージも何もこの写真はいつもの通りのAちゃんだよ…？」









『え？』




・







・








「え？」

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