Ｎｏ．115 熱い･･･ ページ25
.
｢はぁー･･･、やっと家ついた･･･｣
なんかまだ残ってる生徒がいたみたいで
時々、私を見てコソコソと話してた･･･
私、アレされる嫌なんだよな･･･
豪君の馬鹿野郎･･･
でも、
｢笑わなくなったなぁ･･･｣
何ていうか、
人を見下す感じがしなくなった･･･ような･･･
まぁ、でも優しいから
変わっても、変わらなくても良いんだけど
むしろ、欠点がなくなって優しさだけが残ったら
ライバルが増えるのでは･･･
｢･････････。
ちょっとベランダの方で風に当たろう･･･((汗｣
｢･･････｣
そういえばこのベランダ
向こう側豪君の部屋だったな･･･
今もそうなのかな･･･？
シャー･･･
カラカラ･･･
まぁ、ありえないと思うけど
都合良くあっちも、こっちの方を気にして･･･
いたりとか･･･
｢｢！｣｣
そんな馬鹿なッ･･･
私の発言、フラグだった･･･のっ!?
｢･･･｣
｢・・・｣
くるっ
戻ろう！部屋にっ
｢んなあからさまな事すんなよ、A｣
ﾋﾞｸｯ
｢･･･あからさまって･･･((汗｣
｢用事は済んだのかよ･･･｣
このまま話すのっ！？
てか、名前で呼ばれたッ･･･
・・・。
仕方ない、向き直すか･･･。
｢お、お、終わった｣
｢何でそんなキョドってんだよ
クソナードみたいで腹立つやめろ。｣
｢･･･それだけ？｣
｢･･････お前の様子、明らかに可笑しかった･･･｣
｢･･･！｣
｢･･･。｣
｢･･･もしかして、心配･･･してくれてるの？｣
｢･･･まぁな･･･｣
･････････。
くるっ
｢豪君が心配とか、本当に怖いわ･･･ｗ｣
｢あぁ？｣
｢でもさ、｣
｢･･･、？｣
｢最近、豪君に･･･なんかすごい助けられてる｣
｢･･･、｣
｢ありがとう｣
｢その件はもう大丈夫。
だからお互いに頑張ろうね
おやすみ｣
カラカラ･･･ぴしゃっ！
っ〜/////
な、なんとかしのいだっ
あそこで方向転換しなかったら
この顔もろに、見られるところだったっ///
｢〜っ/////////
こ、殺す気かっての･･･っ////｣ﾎﾞｿ
な、んなん本当にっ////
最近本当に豪君優し過ぎっ/////
な、なんなのっ！/////
こっちの心臓もたないってのっ！///
｢〜っ、///｣
ｼﾞﾀﾊﾞﾀｼﾞﾀﾊﾞﾀ
｢あんた、うるさいっ！暴れるなっ｣
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作者名：sana | 作成日時：2016年7月15日 21時
