BNCリーダーの初恋 (ページ5)

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ジョギングのち運命 4 ページ5

身長差から自然となってしまう上目遣いだったり、意図せず透けた下着だったり…それらの攻撃力は凄まじかった。

そこに天使の様な笑顔を追加され、バスコの心臓はまたぎゅっと鷲掴みされる様だった。

「ん"っっ！……あ、ああ。気にするな、礼を言われる様な事はしていない。」

暫く雨宿りしながら話をし、お互いが同じ学校で同級生だと言う事が解った。

「上着ちゃんとクリーニングするので綺麗になったら建築科に持っていきますね」

「そこまで気にしないで構わないんだが…わざわざすまないな。食堂に行くようなら俺は毎日行くから会う事もあるだろう」

「解りました、じゃあ次は食堂で会えるかもしれないですね」

やった、と小さい声で言いながらにこにこしているA。
可愛いな、と、バスコもまたぼそっと呟いてしまった。

「？何か言いました？」

顔を覗いてくるA
そのアングルがまた…

「可愛い…」