再会のちライバル 4 ページ12
A「はぁー、なんとか時間内に食べ終われたぁ!ご馳走様でした!」
瑞希 「にしても。まさか恋のお相手があいつとはねえ…」
「もー、違うってばー(笑) (私は…もう恋なんてしたくないもん…)」
流星「そうだよな、恋なんかじゃねえよ、そうはさせねえよ…」
翔瑠「させねぇのか(笑)」
食器を戻しに建築学科のメンバーが傍に来た。
A「あ、えっと…さっき挨拶しそびれたんだけど、私は…」
翔瑠「ファッション学科のAAだろ?バスコから話聞いてたからさ。 俺はこいつの幼馴染で同じ建築学科の岡本翔瑠!宜しくな!」
「翔瑠くんね、宜しく!」
にこっと笑い握手をした。
翔瑠(…こりゃあ確かに可愛いわ…。)
バスコ「A、これ拾ったからやる。」
差し出されたのは紙パックのココアだった。
「わあー有難う!ココア好きなんだあー!(…拾った?)」
「そうか、それは良かった。 Aは今夜も走るのか?」
「うん、日課だからねー。今日もどっか走るよ!」
「なら俺も同行させてくれ。走り込みしたい。」
「わぁ良いよ!じゃあ後で連絡するからLIME交換しよ?」
「っ! ぁ、ああ。(女子とLIMEなんて初めてだ!)」
食堂の片隅で、一連の流れを眺めていた男がいた。
四宮 「……。」
22人がお気に入り
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:まんちかん | 作成日時:2021年2月3日 17時