検索窓
今日:29 hit、昨日:8 hit、合計:172,434 hit

ページ18

.


Aは目を強く瞑った。


「よし、いいぞ。大丈夫か?」

「目には入ってないから……大丈夫/」

「また顔赤いな。そんなに俺はいい男か?」

「ち、違うわよっ!てか自分で言うなっ」

「フ…面白いな」

「もーいいから続きしてよね」

「わかった」

赤井はAの髪の泡を洗い流す。髪を洗ってる間、降谷からかなり電話が掛かってきていた。



「A…なんで出ないんだよ」

降谷は何かあったんじゃないかと心配していた。しかし降谷はこのあと、事件でかなり忙しくなってしまう。



***

「はあ、さっぱりしたわ。ありがとうね赤井」

Aは赤井からベッドに運んでもらい、座ってタオルドライする。


「かまわん、髪を乾かしてやる」

「ううんもう十分よ、あとは自分でやるから。もう19時半だし、赤井もそろそろ自分の部屋で休んで?」

「だが…大丈夫なのか?ひとりで」

「大丈夫大丈夫!これ以上あなたと一緒にいたら、さすがに零とジョディに申し訳ないしね」

「………そうか、なら後は安静にして寝ていろ」

「うんわかった。ごめんね、なんか利用したみたいで…」

「いや、俺が好きでしたことだ。利用なんかじゃないさ。また明日な」

「ホントにありがとう。おやすみなさい」

「おやすみ……」

赤井は本当はまだ戻りたくなく、名残り惜しそうだった。



赤井が戻った後、Aは携帯を開く。

「うそ…零から12回も着信が。どうしよう…日本にいること知らないし、赤井に髪洗ってもらったなんて言えないわね…とりあえず電話しよう」

プルルル…プルルル×5

「出ないわ…仕事中かな」

3回かけたが出なかった。


「ダメだ。しょうがない…仕事終わったらかけてくるよね。髪乾かして寝よう」

Aは髪を乾かし、眠りについた。

17. suddenly→←16. shampoo



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.7/10 (79 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
303人がお気に入り
設定タグ:名探偵コナン , 赤井秀一 , 降谷零   
作品ジャンル:恋愛
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

touko(プロフ) - Yumiさん» 赤井さんかっこいいですね!私も早くくっつけたいですがまだ先になりそうです(笑) (2020年2月17日 22時) (レス) id: bc4bf8fc59 (このIDを非表示/違反報告)
Yumi(プロフ) - 赤井さんかっこいい!早く付き合ってー!! (2020年2月17日 22時) (レス) id: 21adf2ae7d (このIDを非表示/違反報告)
ひな - はい!はじめましてです!分かります(*´ω`*) 赤井しゃんカッコイイです。一緒ですね♪ (2020年2月5日 1時) (レス) id: 623759395b (このIDを非表示/違反報告)
touko(プロフ) - ひなさん» はじめまして!赤井さんかっこいいですよねっ!私も大好きなキャラです(*´∀`*) (2020年2月4日 21時) (レス) id: bc4bf8fc59 (このIDを非表示/違反報告)
ひな - 私も赤井しゃん好きなので嬉しいいです! (2020年2月4日 19時) (レス) id: 623759395b (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:kyoko. | 作成日時:2020年2月3日 14時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。