16. shampoo ページ17
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「こっちに来い。洗ってやる」
「うん、その前にちょっとお手洗い行ってきていい？」
「ああ、肩を貸そう」
「ありがと。でもトイレ着いたらそこから離れてね？」
「フ…了解」
赤井はAをトイレまで連れていき、そこから離れた。
すると…
ブーー、ブーー…
「ん？電話か」
自分のではなく、Aの携帯が鳴っていた。
※まだガラケーです。
ディスプレイには
"零くん"の文字が。
8回くらい鳴って切れた。
しかし赤井はAに降谷からの着信があったのを伝えなかった。そして、風呂場の椅子を浴槽の中に置いて準備しておいた。
(悪いな、降谷君…少しだけ、一緒にいたいんだ。君と笑いながら話すAを見たくはない)
「赤井？どこ」
「風呂場だ、そっちに行く」
トイレのとこにいるAを赤井は再び肩に腕を回して移動させた。
「よし、ここに座れ。むこう向きでな」
椅子に座り、浴槽の縁に首を乗せて膝にタオルを敷いた。
「ねーなんか美容室でシャンプーしてもらうみたい！」
「そうだな。顔にタオル乗せるか？」
「そうしようかな。ふふ」
Aは膝に敷いたタオルを顔に乗せた。
Aの髪を櫛で梳かす。
「お前の髪、サラサラだな。全然引っかからない」
「そう？ありがと」
「俺が洗って引っかかるようになったらすまない」
「あぁ、大丈夫よ。トリートメントすればOK」
「………」
シャー
とシャワーからお湯を出す。赤井は丁寧に髪を濡らしていった。
「温度はどうだ？熱くないか？」
「うん、丁度いいよ」
全体をよく濡らすと、Aが愛用しているシャンプーを適量とり、爪を立てないように洗い始める。
「あ〜、いい感じよ赤井。わたし美容室行ったらいつもしてもらうの。人に洗ってもらうのってすごく気持ちいいわ」
「そうか、それはよかった…痒いところはないか？」
「ちょっと右かな…」
「わかった」
Aはあまりに気持ちよくて少しウトウトしてきた。
すると右側を集中して洗ったせいか、顔からタオルが落ちてしまった。
「………寝てるのか」
「ん……起きてるよ」
「目、閉じてた」
「寝そうになったの。タオル落ちちゃった」
「そうか。よし、流すぞ」
「はーい」
「ん…？」
「どうしたの？」
「お前の顔に泡がついてしまった」
Aの顔に泡が少し飛び散ってた。
「ジッとしてろ…目の近くだ」
(ち、近っ…)
Aの目の近くに泡がついてるので慎重に、真剣になった赤井の顔が近い。
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touko(プロフ) - Yumiさん» 赤井さんかっこいいですね！私も早くくっつけたいですがまだ先になりそうです（笑） (2020年2月17日 22時) (
レス) id: bc4bf8fc59 (このIDを非表示/違反報告)
Yumi(プロフ) - 赤井さんかっこいい！早く付き合ってー！！ (2020年2月17日 22時) (レス) id: 21adf2ae7d (このIDを非表示/違反報告)
ひな - はい！はじめましてです！分かります(*´ω｀*) 赤井しゃんカッコイイです。一緒ですね♪ (2020年2月5日 1時) (レス) id: 623759395b (このIDを非表示/違反報告)
touko(プロフ) - ひなさん» はじめまして！赤井さんかっこいいですよねっ！私も大好きなキャラです(*´∀`*) (2020年2月4日 21時) (レス) id: bc4bf8fc59 (このIDを非表示/違反報告)
ひな - 私も赤井しゃん好きなので嬉しいいです！ (2020年2月4日 19時) (レス) id: 623759395b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：kyoko.
| 作成日時：2020年2月3日 14時
