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落ち着かない ページ6

「ふぅ、さっぱりした…温まった」

バスタオルで身体を拭きいざ下着を身に着けようとしたが…

「え……ない。もしかして…
まとめて洗濯機に入れちゃった!?」

まだ洗濯機はすすぎ中。

「し、仕方ない…悟られないようにしなきゃ」

彼の服を着た。また下はジャージを借りることになった。



「くしゅん!」×4

リビングに行くとくしゃみを4回する良平君が。でもちゃっかりビールを飲んでいる。

「良平くん大丈夫?ごめん…私が先に入ったから…」

「気にしないで。女性を先に入れるのは当たり前
だからね、大丈夫だよ。それじゃ入って来るから…
冷蔵庫にビールあるから、開けて飲んでいいよ」

「うん、ありがとう」

冷蔵庫を開けて缶ビールをひと口飲む。


「うん、おいしい…」

あっという間に1本飲んでしまった。


「だめ…やっぱり違和感ある。履いてるのと
履いてないのってこんなに違うのか…」

「何が履いてないって?」

「わ!良平くん早いね…」

「うん、でもゆっくり浴槽に浸かったよ。
…履いてないの?」

「いや、その……良平くんがまとめて入れた時に
服の間に下着挟んでたから…」

「どっちみち無理だよね」

「え?」

「下着、濡れたまま着けられないでしょ?」

「ま、まあそうだけど…」

「乾くまでそのままか…」

「……」

「…落ち着かない?」

「…そ、そりゃあ…そうよ」

「緊張してるんだ」

「ど、どうして…」

「布越しでも分かる……たってるよ」

「…っ、」

良平君の視線は一瞬Aの胸。すごく恥ずかしくなった。

「や、やだ……」

腕をクロスして隠した。

「やらしい。…俺、そっち行かないから安心して。
近づいたらやばいからさ…」

「やばいって…?」

近くに行けば理性が保てないと悟った彼は近づかないことにした。

「分からない?抱きたくなっちゃうってこと」

「…それは、だめ…/」

「でしょ?だからなるべく視界に入れないように
しなきゃな。…もう洗濯機止まったかもね」

「見てくるね」

「うん」

(この状況でも手を出さない俺って…
結構すごいよね。でもAさんがノーブラ
ノーパンで俺の服着てるとかやば過ぎ…っ
お願いだから鎮まってくれ…!)

何かと1人戦う良平君であった。




Aはもう一度脱衣所に行くと洗濯機は止まっていた。

「よし、ここから出して…どこに干そう」

もう一度リビングに戻り聞くと、ベランダしかなかったのでそこに干した。服も一緒に。

03.プレゼント選び→←中止



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設定タグ:木村良平 , 男性声優   
作品ジャンル:恋愛
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里華(プロフ) - いえいえ(*´ω`*) (2019年11月10日 22時) (レス) id: bd3c5a3ca6 (このIDを非表示/違反報告)
touko(プロフ) - 里華さん» はーい!ありがとうございます\(^o^)/ (2019年11月10日 22時) (レス) id: b3016f9a01 (このIDを非表示/違反報告)
里華(プロフ) - toukoさん、更新等忙しいと思いますが、頑張ってください!応援してます(*´ω`*) (2019年11月10日 21時) (レス) id: bd3c5a3ca6 (このIDを非表示/違反報告)
touko(プロフ) - 里華さん» ありがとうございます(⌒▽⌒)頑張ります! (2019年11月10日 21時) (レス) id: b3016f9a01 (このIDを非表示/違反報告)
里華(プロフ) - toukoさん忙しい中レス返信ありがとうございます!とても嬉しいです!読んでいてとても楽しいです!これからも楽しみにしてます! (2019年11月10日 18時) (レス) id: bd3c5a3ca6 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:touko. | 作成日時:2019年9月11日 8時

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